建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問132 (給水及び排水の管理 問132)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問132(給水及び排水の管理 問132) (訂正依頼・報告はこちら)

排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • ブランチ間隔が3以上で、ループ通気方式とする場合は、通気立て管を設置する。
  • 即時排水型ビルピット設備は、排水槽の悪臭防止に有効である。
  • 自然流下式の排水横管の勾配は、管内最小流速が2.0m/sとなるように設ける。
  • 間接排水管の配管長が、1,500mmを超える場合は、悪臭防止のために機器・装置に近接してトラップを設ける。
  • トラップが直接組み込まれていない阻集器には、その出口側にトラップを設ける。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

自然流下式排水横管の設計において、管内最小流速は通常0.6m/s以上とされており、2.0m/sは必要以上に高い数値です。

過剰な勾配は排水音や水の勢いを増加させ、逆に問題を引き起こす可能性があります。

他の選択肢は、排水通気設備における基本的な基準や設計に基づいており、適切です。

選択肢1. ブランチ間隔が3以上で、ループ通気方式とする場合は、通気立て管を設置する。

ループ通気方式では、複数の排水器具が接続される場合に通気立て管を設置して圧力変動を緩和します。この記述は正しいです。

選択肢2. 即時排水型ビルピット設備は、排水槽の悪臭防止に有効である。

即時排水型のビルピット設備は、排水を迅速に流すため、悪臭防止に効果があります。この記述は正しいです。

選択肢3. 自然流下式の排水横管の勾配は、管内最小流速が2.0m/sとなるように設ける。

自然流下式排水横管の設計では、通常、最小流速は0.6m/s以上が推奨されており、2.0m/sは過剰です。この記述は不適当です。

選択肢4. 間接排水管の配管長が、1,500mmを超える場合は、悪臭防止のために機器・装置に近接してトラップを設ける。

間接排水管の配管長が長い場合、悪臭防止のために近接してトラップを設けることが一般的です。この記述は正しいです。

選択肢5. トラップが直接組み込まれていない阻集器には、その出口側にトラップを設ける。

トラップがない阻集器には、出口側にトラップを設置して悪臭を防止します。この記述は正しいです。

まとめ

自然流下式の排水横管の勾配について記述した内容が不適当です。

参考になった数16

02

最も不適当なものは「自然流下式の排水横管の勾配は、
管内最小流速が2.0m/sとなるように設ける」です。

選択肢1. ブランチ間隔が3以上で、ループ通気方式とする場合は、通気立て管を設置する。

正しいです。
ブランチ間隔が3以上でループ通気方式または各個通気方式にする場合、
通気立て管を設ける必要があります。

選択肢2. 即時排水型ビルピット設備は、排水槽の悪臭防止に有効である。

正しいです。
即時排水型ビルピット設備は排水が滞留しないため悪臭防止に有効です。

選択肢3. 自然流下式の排水横管の勾配は、管内最小流速が2.0m/sとなるように設ける。

誤りです。
自然流下式の場合、管内最小流速は0.6~1.5m/sにする必要があります。
過剰な流速は流水音などの不具合が起きる可能性があります。

選択肢4. 間接排水管の配管長が、1,500mmを超える場合は、悪臭防止のために機器・装置に近接してトラップを設ける。

正しいです。
間接排水管の配管長が長い場合、間接配管内が悪臭発生源となる可能性があります。
この場合でも機器直近にトラップを設けることで機器側への悪臭を防止できます。

選択肢5. トラップが直接組み込まれていない阻集器には、その出口側にトラップを設ける。

正しいです。
トラップが組み込まれていない阻集器は出口側にトラップを設置し悪臭を防止します。

まとめ

自然流下式の排水横管の勾配は、

管内最小流速が0.6~1.5m/sになるように設けます。

参考になった数0