建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問132 (給水及び排水の管理 問132)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問132(給水及び排水の管理 問132) (訂正依頼・報告はこちら)

排水槽及び排水ポンプに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 排水槽内は、ブロワによってばっ気をすると負圧になるので給気を行う。
  • 排水槽の底部の勾配は、吸込みピットに向かって1/15以上1/10以下とする。
  • 排水槽内の排水ポンプは、吸込みピットの壁などから200mm以上離して設置する。
  • 排水槽のマンホールは、排水水中ポンプ又はフート弁の直上に設置する。
  • 即時排水型ビルピット設備は、排水槽の悪臭防止に有効である。

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この過去問の解説 (2件)

01

「排水槽内は、ブロワによってばっ気をすると負圧になるので給気を行う。」の記述は誤りです。

選択肢1. 排水槽内は、ブロワによってばっ気をすると負圧になるので給気を行う。

ばっ気(曝気)とは、排水槽内に空気を送り込み、攪拌(かくはん)や酸素供給を行うことです。ブロワによって空気を送ると圧力が上昇し、槽内が正圧になります。負圧にはならないため、「負圧になるので給気を行う」という記述は誤りです。

選択肢2. 排水槽の底部の勾配は、吸込みピットに向かって1/15以上1/10以下とする。

排水槽の底部に適切な勾配をつけることで、沈殿物が適切に排出され、ポンプが効果的に作動します。一般的な基準として、勾配は1/15~1/10の範囲内に設定されます。
この記述は正しいです。

選択肢3. 排水槽内の排水ポンプは、吸込みピットの壁などから200mm以上離して設置する。

排水ポンプの効率的な運転のためには、吸込みピットの壁などから適切な距離を確保することが必要です。200mm以上離して設置することは、適切な設計の一部です。
この記述は正しいです。

選択肢4. 排水槽のマンホールは、排水水中ポンプ又はフート弁の直上に設置する。

排水槽のメンテナンスや点検を容易にするため、マンホールは水中ポンプやフート弁の直上に設置されるのが一般的です。
この記述は正しいです。

選択肢5. 即時排水型ビルピット設備は、排水槽の悪臭防止に有効である。

即時排水型ビルピット設備は、排水をすぐに排出し、槽内に排水をためない方式です。この方式を採用することで、排水槽内の滞留時間を短くし、悪臭の発生を抑えることができます。
この記述は正しいです。

まとめ

「排水槽内は、ブロワによってばっ気をすると負圧になるので給気を行う。」の記述は誤りです。
ばっ気を行うと槽内の圧力は上昇し、正圧になります。

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02

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。排水槽のばっ気(曝気)とは、ブロワで空気を槽内の水中に送り込む操作であり、その目的と槽内の圧力変化を正しく理解することが重要です。「ばっ気=空気を送り込む」という基本操作を押さえると、この問題はすぐに判断できます。

選択肢1. 排水槽内は、ブロワによってばっ気をすると負圧になるので給気を行う。

誤りです。
ばっ気とはブロワを使って槽内の排水に空気を送り込む操作です。空気を積極的に送り込む操作であるため、槽内は負圧にはならず正圧になります。

選択肢2. 排水槽の底部の勾配は、吸込みピットに向かって1/15以上1/10以下とする。

正しいです。
排水槽の底部は残留排水を吸込みピットへ集めやすくするため、吸込みピットに向かって1/15以上1/10以下の勾配を設けます。

選択肢3. 排水槽内の排水ポンプは、吸込みピットの壁などから200mm以上離して設置する。

正しいです。
排水ポンプを吸込みピットの壁面に近づけすぎると吸込みが不均一になるため、壁面等から200mm以上の離隔を確保します。

選択肢4. 排水槽のマンホールは、排水水中ポンプ又はフート弁の直上に設置する。

正しいです。
マンホールはポンプ類の引き上げ・交換作業ができるよう、排水水中ポンプまたはフート弁の直上に設けます。
 

選択肢5. 即時排水型ビルピット設備は、排水槽の悪臭防止に有効である。

正しいです。
即時排水型ビルピット設備は排水が槽内に長時間滞留することなくすぐにポンプで排除するため、排水の腐敗や悪臭の発生を抑制する効果があります。

まとめ

「ばっ気=空気を送り込む→正圧」という基本を押さえておけばこの問題は解けます。

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