建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第52回(令和4年度(2022年))
問166 (ねずみ、昆虫等の防除 問166)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第52回(令和4年度(2022年)) 問166(ねずみ、昆虫等の防除 問166) (訂正依頼・報告はこちら)
- ULV処理は、一般に成虫に対する速効性は低い。
- チカイエカ対策として、浄化槽の通気管に防虫網を設置する。
- 浄化槽内の防除効果は、柄杓(ひしゃく)によりすくい取られた幼虫数によって判定可能である。
- ライトトラップや粘着トラップで捕獲した蚊の数は、維持管理水準を判断するのに有用である。
- クレゾールなどを含む殺虫剤は、浄化槽内の微生物に影響を与える。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は、「ULV処理は、一般に成虫に対する速効性は低い。」が不適当な設問となります。
ULV処理は、高濃度の薬剤を少量散布します。ULV処理は残効性は低いですが、速効性が高い処置方法です。よって設問は不適当となります。
設問の通り、チカイエカは、浄化槽や湧水槽で発生するため、対策として浄化槽の通気管に防虫網を設置します。
設問の通り、浄化槽内の防除効果は、柄杓(ひしゃく)によりすくい取られた幼虫数によって判定可能です。
設問の通り、誘虫灯で誘引するライトトラップや、粘着トラップで捕獲した蚊の数は、維持管理水準を判断するのに有用です。
設問の通り、クレゾールなどを含む殺虫剤は、浄化槽内の微生物に影響を与えます。
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02
ULV処理は速効性が高く、残効性は低くなります。
間違い。
ULV処理は、少量の高濃度薬剤を微粒子として散布するため、速効性が高く、残効性は低くなります。
正しい。
防虫網は目詰まりを防ぐため、定期的な清掃・交換が必要となります。
正しい。
幼虫数の増減を定期的に記録することで、防除効果や再発傾向を把握できます。
正しい。
捕獲数の推移は防除効果の評価や発生源の特定に役立ちます。
正しい。
浄化槽は微生物による分解作用で機能しているため、殺虫剤の投入は処理能力低下を招きます。
蚊防除の方法(成虫対策・幼虫対策)を整理し、まとめて覚える事が重要です。
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