建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第55回(令和7年度(2025年))
問52 (空気環境の調整 問7)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第55回(令和7年度(2025年)) 問52(空気環境の調整 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

下の図は、冷房時の各種吹出方式による室内気流を示したものである。一般的に、冷房時に好ましい方式の室内気流の組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。
問題文の画像
  • AとC
  • BとD
  • AとD
  • BとC
  • CとD

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

最も適当なものは「AとC」です。
冷たい空気は下に、暖かい空気は上に流れます。
この特性から、冷房は上方に吹き出しを設けることで効率的に空調できます。


【A】上方からの給気により効率的に空調できます。
【B】下方からの給気のため冷房には向きません。
【C】ルーバーにより横方向へ拡散されより均一で効率的な空調となります。
【D】上方給気ですが気流が直接床面に当たるため温度ムラが発生します。

参考になった数14

02

冷房時の吹出方式では、吹き出した冷気が室内全体に行き渡り、居住域に温度むらや不快な冷気流を生じさせないことが重要です。冷たい空気は暖かい空気より密度が大きいため、自然に下降する性質があります。そのため、冷房では冷気を室内上部まで到達させ、下降する過程で室内空気と十分に混合させる気流が好ましくなります。図ではAとCがこの条件に適した気流となっています。

選択肢1. AとC

適切です。冷房時の冷たい吹出し空気は、周囲の空気より密度が大きく、重力の影響によって下降しやすい性質があります。そのため、冷気をいったん室内の上方まで届かせ、周囲の空気を巻き込みながら下降させることで、室内全体を効率よく冷却できます。AとCは冷気が床付近だけに偏って停滞することを抑え、居住域に均一な温度分布をつくりやすい気流となるため、冷房時に好ましい組合せです。

選択肢2. BとD

不適切です。冷房時には、吹き出した冷気が室内上部の空気と十分に混合してから居住域へ到達するような気流を形成することが重要です。BとDは、冷気が下降する性質を考慮した場合、室内全体を循環させるうえで好ましい気流とはいえません。冷気の偏りや停滞が生じると、床付近だけが冷えたり、場所による温度差が大きくなったりして、十分な空調効果が得られないことがあります。

選択肢3. AとD

不適切です。Aは冷房時に適した気流となっていますが、Dは冷たい空気が自然に下降する性質を利用して室内全体へ冷気を行き渡らせるという点で好ましくありません。冷房では、冷気を室内上部まで到達させ、周囲の空気を巻き込みながら下降させることで温度むらを小さくすることが重要です。組合せの一方が適していても、もう一方が冷房時に好ましくない気流であるため、全体として適切な組合せにはなりません。

選択肢4. BとC

不適切です。Cは冷房時の冷気の下降性を考慮した好ましい気流ですが、Bは冷房時の室内気流として適切ではありません。冷たい空気は暖かい空気より重いため、その性質を考慮せずに吹き出すと、冷気が十分に室内空気と混合しないまま居住域や床付近に達し、温度むらや不快な冷風感を生じる場合があります。したがって、Cを含んでいても、Bとの組合せでは冷房時に好ましい気流の組合せとはなりません。

選択肢5. CとD

不適切です。Cは冷房時に好ましい気流ですが、Dは冷房時の冷気の性質を十分に生かした気流とはいえません。冷房時には、吹出し空気を室内上方まで到達させ、周囲の暖かい空気を巻き込みながら混合させたうえで居住域へ下降させると、室内の温度分布を均一にしやすくなります。Dを含む組合せでは、このような良好な循環を形成しにくいため、冷房時に最も好ましい組合せには該当しません。

参考になった数0

03

正解は、「AとC」です。

この問題は、冷房時の各種吹出方式による室内気流に関するものです。

冷房時に好ましい室内気流は、天井付近や壁面に沿って一度広がり、

室内全体をゆるやかに循環させながら、居住域には弱い気流として降りてくるパターンです。

強い冷気が直接人体に当たらないこと、室内全体の温度ムラが小さいことの2点がポイントです。

図Aは、吹出口からの気流が天井付近〜上部空間を回り込みながら室内を循環し、

居住域には穏やかに気流として降りてくるパターンで、

冷房時に適した気流です。

図Cは、天井中央から吹き出した気流が天井面に沿って広がり、

その後ゆるやかに室内全体を循環する形であり、

冷房時に適した気流です。

一方、BやDのように、下部から強く吹き上げたり、

上部から直接居住域に向けて強い下降流をつくるパターンは、

ドラフト感や局所的な冷えすぎを招きやすく、冷房時適していない気流です。

 

選択肢1. AとC

図Aは、吹出口からの気流が天井付近〜上部空間を回り込みながら室内を循環し、

居住域には穏やかに気流として降りてくるパターンで、

冷房時に適した気流です。

図Cは、天井中央から吹き出した気流が天井面に沿って広がり、

その後ゆるやかに室内全体を循環する形であり、

冷房時に適した気流です。

選択肢2. BとD

図Bは、下部の吹出口から冷気が吹き出し、上方へ強く立ち上がる気流のパターンです。

冷房時に下部から冷気を吹き出すと、冷気は本来重く、下に滞留しやすいにもかかわらず、

強制的に上方へ押し上げる形となり、局所的な強い気流や不自然な循環を生みやすくなります。

また、足元付近に強い冷気が当たると、

下半身だけが冷えすぎるなどの不快感を招きやすく、

冷房時適していない気流です。

図Dは、天井中央から吹き出した冷気が、

ほぼそのまま居住域に向かって強く下降するようなパターンで、

頭や肩、首筋などに直接冷風が当たりやすく、

強いドラフト感や局所的な冷えを生じやすい流れであり、

冷房時適していない気流です。

 

選択肢3. AとD

誤りです。

図Aは、吹出口からの気流が天井付近〜上部空間を回り込みながら室内を循環し、

居住域には穏やかに気流として降りてくるパターンで、

冷房時に適した気流です。

図Dは、天井中央から吹き出した冷気が、

ほぼそのまま居住域に向かって強く下降するようなパターンで、

頭や肩、首筋などに直接冷風が当たりやすく、

強いドラフト感や局所的な冷えを生じやすい流れであり、

冷房時適していない気流です。

選択肢4. BとC

図Bは、下部の吹出口から冷気が吹き出し、上方へ強く立ち上がる気流のパターンです。

冷房時に下部から冷気を吹き出すと、冷気は本来重く、下に滞留しやすいにもかかわらず、

強制的に上方へ押し上げる形となり、局所的な強い気流や不自然な循環を生みやすくなります。

また、足元付近に強い冷気が当たると、

下半身だけが冷えすぎるなどの不快感を招きやすく、

冷房時適していない気流です。

図Cは、天井中央から吹き出した気流が天井面に沿って広がり、

その後ゆるやかに室内全体を循環する形であり、

冷房時に適した気流です。

選択肢5. CとD

図Cは、天井中央から吹き出した気流が天井面に沿って広がり、

その後ゆるやかに室内全体を循環する形であり、

冷房時に適した気流です。

図Dは、天井中央から吹き出した冷気が、

ほぼそのまま居住域に向かって強く下降するようなパターンで、

頭や肩、首筋などに直接冷風が当たりやすく、

強いドラフト感や局所的な冷えを生じやすい流れであり、

冷房時適していない気流です。

参考になった数0