建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問20 (建築物衛生行政概論 問20)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問20(建築物衛生行政概論 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物衛生法と関連する法律に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 地域保健法に基づいて設置された保健所は、建築物環境衛生に関する相談指導などを行う。
  • 建築基準法は、建築物について環境衛生上の維持管理を行うことを定めている。
  • 労働安全衛生法は、労働者という特定の集団を対象として、工場など特定の作業場における環境条件などを定めている。
  • 学校保健安全法は、児童及び生徒という特定の集団を対象として、学校における環境条件などを定めている。
  • 建築物衛生法は、給水の水質基準などについて水道法の基準の一部を準用している。

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この過去問の解説 (3件)

01

それぞれの選択肢について検討し、正確な内容を確認します。

選択肢1. 地域保健法に基づいて設置された保健所は、建築物環境衛生に関する相談指導などを行う。

地域保健法に基づく保健所は、地域の公衆衛生に関わる活動を行い、その中に建築物の環境衛生に関する相談や指導も含まれます。この記述は正しいです。

選択肢2. 建築基準法は、建築物について環境衛生上の維持管理を行うことを定めている。

建築基準法は建築物の構造や安全性、設計基準などを定めた法律です。環境衛生上の維持管理について定めているのは建築物衛生法であり、この記述は誤りです。

選択肢3. 労働安全衛生法は、労働者という特定の集団を対象として、工場など特定の作業場における環境条件などを定めている。

労働安全衛生法は、労働者を守るための法律であり、作業環境や安全衛生の基準を定めています。この記述は正しいです。

選択肢4. 学校保健安全法は、児童及び生徒という特定の集団を対象として、学校における環境条件などを定めている。

学校保健安全法は、学校における児童生徒の健康や安全を守るための環境基準を定めた法律です。この記述も正しいです。

選択肢5. 建築物衛生法は、給水の水質基準などについて水道法の基準の一部を準用している。

建築物衛生法では、建築物内の給水に関して、水道法で定める水質基準を一部適用しています。この記述も正しいです。

まとめ

建築基準法は建築物の安全性や構造に関する基準を規定しており、環境衛生上の維持管理について直接的に規定しているわけではありません。

この点で「建築基準法は、建築物について環境衛生上の維持管理を行うことを定めている」という記述が不適当です。

他の選択肢は正確な内容です。

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02

以下、回答で解説します。

選択肢1. 地域保健法に基づいて設置された保健所は、建築物環境衛生に関する相談指導などを行う。

正しいです。

保健所は、疫病の予防、健康増進、環境衛生等に関する地域保健活動を担う機関です。

選択肢2. 建築基準法は、建築物について環境衛生上の維持管理を行うことを定めている。

誤りです。

建築基準法とは、建築物の敷地・構造・設備・用途に関する最低の基準を定めた法律です。

環境衛生上の維持管理について定めているのは建築物衛生法になります。

選択肢3. 労働安全衛生法は、労働者という特定の集団を対象として、工場など特定の作業場における環境条件などを定めている。

正しいです。

労働安全衛生法は、職場における労働者の安全と健康の確保、快適な職場環境の形成を促進することを目的とするための法律です。

選択肢4. 学校保健安全法は、児童及び生徒という特定の集団を対象として、学校における環境条件などを定めている。

正しいです。

学校保健安全法は、児童及び生徒、職員の健康保持を図り、学校教育の円滑な実施をすることを目的にした法律です。

選択肢5. 建築物衛生法は、給水の水質基準などについて水道法の基準の一部を準用している。

正しいです。

建築物衛生法は建築物の環境衛生上の維持管理を定めた法律です。

給水の水質基準などについて水道法の基準の一部を準用しています。

まとめ

建築物衛生法と上記に出てくる法律はどれも密接な関係がありますが、建築基準法に環境衛生の維持管理を定めた項目は無いという事を覚えておきましょう。

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03

建築物衛生法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)とは

建築物の維持管理に関して、衛生的な環境を確保することを目的としています。

選択肢1. 地域保健法に基づいて設置された保健所は、建築物環境衛生に関する相談指導などを行う。

正しい記述です。

地域保健法により、公衆衛生の向上及び増進を図ります。

選択肢2. 建築基準法は、建築物について環境衛生上の維持管理を行うことを定めている。

誤りの記述です。

環境衛生上の維持管理を行うのは建築物における衛生的環境の確保に関する法律(ビル管法)です。

選択肢3. 労働安全衛生法は、労働者という特定の集団を対象として、工場など特定の作業場における環境条件などを定めている。

正しい記述です。

労働安全衛生法ににより、作業環境測定などの実施が定められています。

選択肢4. 学校保健安全法は、児童及び生徒という特定の集団を対象として、学校における環境条件などを定めている。

正しい記述です。

学校保健安全法により、保健管理に関し必要な事項を定め、教育活動が安全な環境において

実施され、児童生徒等の安全の確保することが定められています。

選択肢5. 建築物衛生法は、給水の水質基準などについて水道法の基準の一部を準用している。

正しい記述です。

特定建築物(一定規模以上のビルや学校、店舗など)においては、人の飲用や生活用に供給する水は

水道法第4条に基づく水質基準に適合する必要があります。

まとめ

建築基準法は建物を建てる際に関わる法律ですので

衛生管理には関係しないことを覚えておきましょう。

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