建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問153 (清掃 問153)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問153(清掃 問153) (訂正依頼・報告はこちら)
- 床維持剤の黒ずみが生じてきたら、床維持剤の剥離作業をし、再生させる。
- 塩化ビニルシートは、床維持剤の密着不良が起きやすい。
- 日常清掃では、ダストモップなどを用いて、土砂やほこりを除去する。
- スポットクリーニングでは、汚れが激しい箇所を部分的に洗浄し、床維持剤を塗布する。
- 塩化ビニルタイルは、アルカリ性洗剤に弱い。
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この過去問の解説 (2件)
01
「塩化ビニルタイルは、アルカリ性洗剤に弱い。」が不適当な記述です。塩化ビニルタイルは耐薬品性が高く、アルカリ性洗剤に対しても影響を受けにくい特徴があります。他の選択肢は適切な内容を示しています。
床維持剤(ワックス)は、長期間使用すると黒ずみが生じることがあります。この場合、適切な剥離作業を行い、新しい床維持剤を塗布して再生します。この記述は正しいです。
塩化ビニルシートは表面が滑らかで、適切な処理を行わないと床維持剤が密着しにくい場合があります。この記述は正しいです。
弾性床材の日常清掃では、ダストモップを使用して土砂やほこりを除去することが推奨されます。この記述は正しいです。
スポットクリーニングは、汚れが目立つ箇所を部分的に洗浄し、必要に応じて床維持剤を再塗布します。この記述は正しいです。
塩化ビニルタイルは、酸性やアルカリ性の洗剤に対して耐性が高い素材です。アルカリ性洗剤に弱いという記述は誤りです。
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02
本問は、弾性床材の維持管理に関して、床材そのものの性質と床維持剤や清掃方法の影響を正しく理解できているかを問うものです。経験的な表現が使われることも多く、誤った理解のまま判断すると不適切な管理につながります。本問では、各作業の目的や床材との関係を整理し、適切・不適切を見極める必要があります。
適切です。床維持剤の黒ずみは、汚れの蓄積や層の劣化が進行しているサインであり、そのまま使用を続けると清掃効率の低下や見た目の悪化につながります。定期に剥離および再塗布を行うことで、過度な洗浄や無理な補修を繰り返す必要がなくなり、結果として清掃作業の手間やコストを抑えることができます。このような観点からも、黒ずみが生じた段階での剥離再生は合理的な対応といえます。
適切です。塩化ビニルシートは表面が非常に平滑で、製品によっては表面処理の影響を受けやすい床材です。そのため、下地処理や乾燥が不十分な状態で作業を行った場合に、床維持剤が均一に定着せず、ムラやはがれの原因となります。このように、施工条件の影響を受けやすい点から、塩化ビニルシートでは床維持剤の密着不良が起きやすいとされています。
適切です。床面に土砂やほこりが残った状態では、歩行時に滑りやすくなったり、水分と混ざって汚れが広がったりするおそれがあります。日常的にダストモップで除塵を行うことで、転倒事故や汚れの拡散を防止でき、床の安全性と美観を安定して維持することができます。
適切です。床の汚れや摩耗は人の動線や使用状況によって偏って発生します。スポットクリーニングは、こうした局所的な劣化を早期に補正し、床全体の外観を均一に保つための方法です。汚れた部分だけを洗浄し床維持剤を補修することで、色ムラや光沢差の拡大を防ぎ、施設全体の印象低下を抑えることができます。
誤りです。塩化ビニルタイルは、ポリ塩化ビニル樹脂を主成分とする弾性床材で、耐水性・耐薬品性に優れています。そのため、床材そのものは通常のアルカリ性洗剤によって大きな影響を受けにくい性質があります。
一方、強いアルカリ性洗剤は床表面に塗布された床維持剤(ワックス)を軟化・劣化させることがあり、光沢低下やムラ、黒ずみの原因となります。このため現場では「アルカリ性洗剤に弱い」と表現されることがありますが、正確には床材ではなく床維持剤への影響を指しています。
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