建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問154 (清掃 問154)
問題文
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問154(清掃 問154) (訂正依頼・報告はこちら)
- ウェットメンテナンス法に比べ、作業の安全性に劣る。
- ウェットメンテナンス法に比べ、使用する資機材が多い。
- 床材への熱影響に注意が必要である。
- ドライバフ法は、研磨剤を含んだフロアパッドで磨き、光沢度を回復させる作業である。
- ドライバフ法で用いる床みがき機は、回転数が低いほど、光沢回復が簡単にできる。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
「床材への熱影響に注意が必要である。」が最も適当な記述です。ドライメンテナンス法では高速回転による摩擦熱が生じる可能性があり、これが床材に影響を与える場合があるため、注意が必要です。他の選択肢は誤りを含んでいます。
ドライメンテナンス法は水を使用しないため、床が濡れて滑りやすくなるリスクがありません。このため、安全性が高いとされています。この記述は誤りです。
ドライメンテナンス法は水を使わないため、一般的に必要な資機材が少なく、効率的な方法とされています。この記述は誤りです。
ドライメンテナンス法では、高速回転の床みがき機を使用することがあり、摩擦熱による床材への影響に注意する必要があります。この記述は正しいです。
ドライバフ法は、一般的に研磨剤を使用しない方法であり、フロアパッドの摩擦によって光沢を回復させる作業です。この記述は誤りです。
ドライバフ法では、通常、高速回転(1500rpm以上)の床みがき機を使用します。回転数が低い場合、光沢回復は難しくなります。この記述は誤りです。
参考になった数17
この解説の修正を提案する
02
本問は、ドライメンテナンスとウェットメンテナンスの作業目的・原理・工程の違いを理解しているかを問うものです。
ウェット法は、水や洗剤を用いて汚れを溶解・分散させ、回収することを中心とする「洗浄主体」の方法です。一方、ドライ法は水を用いず、高速回転機の摩擦によって発生する熱を利用し、床維持剤表面を再形成して光沢を回復させる「表面調整主体」の方法です。
両者は目的や使用機材、注意点が異なるため、その違いを明確に区別することが重要です。
誤りです。この選択肢は、「安全性=何を指すか」を整理できるかがポイントです。ウェット法では滑りによる転倒リスクが主な危険要因となりますが、ドライ法では主なリスクは機械操作や摩擦熱による影響です。
つまり、危険の種類は異なりますが、一般的な転倒災害の発生可能性はウェット法の方が高いと考えられます。そのため、ドライメンテナンスがウェット法より安全性に劣るとはいえません。
誤りです。この選択肢は、単に機械の種類ではなく、作業前後の準備や後処理を含めた全体像を考えられるかがポイントです。ウェット法では、水の準備、洗剤希釈、汚水回収、乾燥確認などの工程が必要であり、それに伴う資機材も増えます。
一方、ドライ法は主に機械とパッドが中心で、汚水処理などの工程がありません。したがって、総合的に見るとウェット法の方が使用資機材は多いといえます。
適切です。ドライメンテナンス法、とくにドライバフ法では、高速回転する床みがき機とパッドの摩擦によって発生する摩擦熱を利用し、床維持剤表面を一時的に軟化させて平滑化し、光沢を回復させます。
しかし、回転数が高すぎたり、一箇所に長時間当て続けたりすると、過度な熱が発生し、床維持剤の焼き付きや変色、さらには床材自体の変形や劣化を招くおそれがあります。そのため、ドライメンテナンスでは回転数・圧力・作業時間を適切に管理し、床材への熱影響に注意する必要があります。
誤りです。ドライバフ法では、高回転機を用いることが多く、回転数が高いほど摩擦熱が発生しやすくなります。この熱によって床維持剤表面が一時的に柔らかくなり、微細な凹凸がならされて光沢が向上します。
もし研磨剤を含むパッドを用いるなら、低速でも削り作用が生じますが、ドライバフの本質は「削ること」ではなく「熱で整えること」です。この違いを理解していれば、本記述が誤りであると判断できます。
誤りです。この選択肢は、回転数と作業効率の関係を理解しているかを問うものです。
低速機では光沢回復に時間がかかり、同じ面積を処理するのにより多くの往復や作業時間が必要になります。一方、高速機では短時間で十分な摩擦熱を得られるため、効率よく仕上げることができます。
したがって、回転数が低い方が光沢回復が容易という説明は適切ではありません。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問153)へ
第48回(平成30年度(2018年)) 問題一覧
次の問題(問155)へ