建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問57 (空気環境の調整 問57)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問57(空気環境の調整 問57) (訂正依頼・報告はこちら)
- 学校保健安全法の学校環境衛生基準には、ダニ又はダニアレルゲンの基準が含まれている。
- ウイルスは、平常時の微生物汚染問題の主な原因であり、環境微生物として捉えられる。
- クラドスポリウムは、アレルギー症状を引き起こす原因の一つである。
- スギ花粉の除去にエアフィルタが有効である。
- 日本国民の約半分は、何らかのアレルギーに罹(り)患している。
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この過去問の解説 (2件)
01
不適当なものは「ウイルスは、平常時の微生物汚染問題の主な原因であり、環境微生物として捉えられる。」です。
学校環境衛生基準には、ダニやダニアレルゲンに関する基準が含まれています。ダニはアレルギーの原因となるため、適切な管理が求められています。
ウイルスは主に感染症の原因として扱われますが、環境中で増殖することはありません。そのため、一般的な環境微生物(細菌や真菌)とは異なり、微生物汚染の主な原因とはいえません。
クラドスポリウムは真菌(カビ)の一種であり、空気中に胞子として存在することが多く、アレルギー性鼻炎や喘息の原因となることがあります。
スギ花粉は空気中を漂うため、高性能のエアフィルタ(HEPAフィルタなど)を使うことで除去が可能です。
日本においては、スギ花粉症やダニアレルギーなどのアレルギー疾患を持つ人が増えており、実際に国民の約半数が何らかのアレルギーを持っているとされています。
ウイルスは微生物ではありますが、一般的な環境微生物(細菌やカビ)のように環境中で増殖するものではなく、感染を通じて広がります。このため、「ウイルスが環境微生物として捉えられる」という表現は適切ではありません。
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02
アレルギーの原因物質(アレルゲン)や環境中の微生物の性質、およびそれらに関する法的な基準や現状の理解を問うています。
【解説】この記述は正しいです。
学校環境衛生基準では、「1平方メートルあたり100匹以下、またはこれと同等のアレルゲン量以下であること」というダニに関する基準が定められています。
【解説】正解です。この記述は誤りです。
ウイルスは自己増殖できず、生きた細胞に感染して増殖する性質があるため、カビや細菌のように建築物内で自律的に繁殖する「環境微生物」としては通常扱いません。
平常時の微生物汚染の主な原因は、主にカビ(真菌)や細菌です。
【解説】この記述は正しいです。
クラドスポリウム(クロカビ)は、室内に最も多く存在するカビの一種であり、吸い込むことで喘息やアレルギー性鼻炎などの原因となります。
【解説】この記述は正しいです。
スギ花粉の大きさは約30マイクロメートル程度であり、空調機などに設置される一般的なエアフィルタで十分に捕集・除去することが可能です。
【解説】この記述は正しいです。
厚生労働省の資料等によると、現在、日本国民の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患(花粉症、喘息、アトピー等)にかかっていると言われています。
微生物とアレルゲンのポイントは以下の通りです。
ウイルス: 生きた細胞がないと増殖できない。環境中で勝手に増える「環境微生物」とは区別する。
カビ(真菌): クラドスポリウムなどが代表的で、アレルゲンになる。
ダニ基準: 学校環境衛生基準にはあるが、ビル管理法(建築物衛生法)の基準には直接的な数値規定はない。
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