建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問66 (空気環境の調整 問66)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問66(空気環境の調整 問66) (訂正依頼・報告はこちら)
- 冷媒:R11(CFC) オゾン破壊係数(ODP):1
- 冷媒:R22(HCFC) オゾン破壊係数(ODP):0.055
- 冷媒:R32(HFC) オゾン破壊係数(ODP):0.02
- 冷媒:R717(NH3) オゾン破壊係数(ODP):0
- 冷媒:R744(CO2) オゾン破壊係数(ODP):0
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この過去問の解説 (2件)
01
不適当なものは「冷媒:R32(HFC) オゾン破壊係数(ODP):0.02」です。
R11は、クロロフルオロカーボン(CFC)の一種で、オゾン層を破壊する影響が非常に大きく、ODPは1です。この記述は正しいです。
R22は、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)の一種で、CFCよりもオゾン層への影響は少ないものの、依然としてオゾン破壊効果を持っています。ODPは約0.055とされています。この記述は正しいです。
R32(HFC)は、ハイドロフルオロカーボン(HFC)の一種であり、塩素を含まないため、オゾン層を破壊する効果はありません。そのため、ODPは0です。この記述は誤りです。
R717(アンモニア)は、自然冷媒の一種で、オゾン破壊係数は0です。この記述は正しいです。
R744(二酸化炭素)は、自然冷媒であり、オゾン層に影響を与えないため、ODPは0です。この記述は正しいです。
R32(HFC)はオゾン層を破壊しないため、ODPは0ですが、選択肢では0.02と記述されているため、この記述は誤りです。
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02
冷凍機に使用される冷媒(フロン類や自然冷媒)が、オゾン層に与える影響度を示す「オゾン破壊係数(ODP)」の値を正しく理解しているかを問うています。
【解説】この記述は正しいです。
R11などのCFC(クロロフルオロカーボン)は、オゾン破壊力が最も強いため、ODPの基準値として「1」と定められています。
【解説】この記述は正しいです。
R22などのHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)は、CFCに比べれば小さいものの、塩素を含んでいるためオゾン層を破壊します。ODPは約0.055とされています。
【解説】正解です。この記述は誤りです。
R32などのHFC(ハイドロフルオロカーボン)は、分子中に塩素を含まないため、オゾン層を全く破壊しません。
したがって、HFCのオゾン破壊係数(ODP)は「0」です。
HFCにおいて問題となるのは、ODPではなく地球温暖化係数(GWP)の方です。
【解説】この記述は正しいです。
R717(アンモニア)は自然冷媒であり、オゾン層を破壊しないため、ODPは「0」です。
【解説】この記述は正しいです。
R744(二酸化炭素)も自然冷媒であり、オゾン層を破壊しないため、ODPは「0」です。
冷媒の環境影響については、以下の整理が不可欠です。
CFC(R11など): ODP=1(極めて高い)
HCFC(R22など): ODP=0.055程度(わずかに破壊する)
HFC(R32, R410Aなど): ODP=0(破壊しない。ただし温暖化には影響する)
自然冷媒(アンモニア, CO2): ODP=0(破壊しない)
「HFCは塩素を持っていないのでオゾン層を壊さない」という理屈を覚えておけば、計算せずとも「0」であることが判断できます。
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