建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問67 (空気環境の調整 問67)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問67(空気環境の調整 問67) (訂正依頼・報告はこちら)

空気調和機の構成要素の上流側からの設置順として、最も適当なものは次のうちどれか。
  • 加熱コイル ――― 冷却コイル ――― 加湿器
  • 冷却コイル ――― 加湿器 ――――― 加熱コイル
  • 冷却コイル ――― 加熱コイル ――― 加湿器
  • 加湿器 ――――― 冷却コイル ――― 加熱コイル
  • 加熱コイル ――― 加湿器 ――――― 冷却コイル

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この過去問の解説 (2件)

01

最も適当なのは「冷却コイル ――― 加熱コイル ――― 加湿器」です。

選択肢1. 加熱コイル ――― 冷却コイル ――― 加湿器

先に加熱してから冷却する順番は、通常の空調システムでは適切ではありません。冷却後に加湿が行われる必要があるため、この順番は不適当です。

選択肢2. 冷却コイル ――― 加湿器 ――――― 加熱コイル

加湿器の後に加熱コイルがあると、加湿した空気が再加熱され、乾燥する可能性があります。したがって、この順番は適当ではありません。

選択肢3. 冷却コイル ――― 加熱コイル ――― 加湿器

一般的な空調システムでは、まず冷却コイルで空気を冷やし、除湿を行います。その後、加熱コイルで温度を調整し、加湿器で必要な湿度を加えます。この順番が適切です。

選択肢4. 加湿器 ――――― 冷却コイル ――― 加熱コイル

先に加湿すると、その後の冷却コイルで結露が発生し、意図した湿度調整がうまくできません。この順番は不適当です。

選択肢5. 加熱コイル ――― 加湿器 ――――― 冷却コイル

加熱して加湿した後に冷却すると、結露が発生し、湿度調整が困難になります。この順番は不適当です。

まとめ

空調システムでは、冷却コイル → 加熱コイル → 加湿器の順に配置するのが一般的です。これにより、温度と湿度を適切に制御することができます。

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02

中央式空気調和機(エアハンドリングユニット)内部における、空気処理プロセスの標準的な機器構成順を正しく理解しているかを問うています。

選択肢1. 加熱コイル ――― 冷却コイル ――― 加湿器

【解説】この記述は誤りです。

一般的な冷房・除湿プロセスでは、まず空気を冷やして結露(除湿)させる必要があるため、冷却コイルが加熱コイルより先に配置されるのが基本です。

選択肢2. 冷却コイル ――― 加湿器 ――――― 加熱コイル

【解説】この記述は誤りです。

加湿器を加熱コイルより前に置くと、冷たい空気に水分を含ませることになり、加湿効率が悪くなるだけでなく、その後の加熱によって相対湿度が極端に変化するため不適当です。

選択肢3. 冷却コイル ――― 加熱コイル ――― 加湿器

【解説】正解です。この記述は誤りです。

一見正解のように見えますが、標準的な空気調和機では「冷却・除湿」を最初に行い、その後に温度調節のための「再熱(加熱)」、最後に「加湿」を行う順序が最も合理的です。

選択肢4. 加湿器 ――――― 冷却コイル ――― 加熱コイル

【解説】この記述は誤りです。

加湿器を最初に配置する構成は、冬場の結露や加湿効率の観点から一般的ではありません。

選択肢5. 加熱コイル ――― 加湿器 ――――― 冷却コイル

【解説】この記述は誤りです。

加熱を最初に行い、最後に冷却を行う構成では、冬場の加湿や夏場の除湿を効率的に行うことができません。

 

まとめ

冷却コイル: 夏場に空気を冷却し、露点温度以下に下げて除湿を行います。

加熱コイル: 除湿されて冷えすぎた空気を、適温まで温め直す(再熱)役割や、冬場の暖房に使用します。

加湿器: 冬場、温められて乾燥した空気に対して最後に水分を補給します。

機器の設置順を覚えるコツは「空気の状態変化」を想像することです。

除湿(冷却)してから再熱(加熱)します。

加湿は温まった空気に最後に行うのが効率的です。

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