建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問94 (建築物の構造概論 問94)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問94(建築物の構造概論 問94) (訂正依頼・報告はこちら)

建築士法で定義している設計図書に含まれないものは、次のうちどれか。
  • 建具表
  • 仕上表
  • 配置図
  • 面積表
  • 現寸図

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この過去問の解説 (2件)

01

「現寸図」設計図書に含まれません
現寸図は、施工時に詳細な寸法を確認するために作成されるものであり、建築士法で定義される設計図書には該当しません。

選択肢1. 建具表

建具表は、建物に使用するドアや窓などの建具の種類や寸法、仕様をまとめた表 で、設計図書に含まれます。

選択肢2. 仕上表

仕上表は、建築物の各部位の仕上げ材料や色、仕様を示した表 で、設計図書の一部です。

選択肢3. 配置図

配置図は、敷地内での建築物の位置や周囲の状況を示した図面 で、設計図書に含まれます。

選択肢4. 面積表

面積表は、建築物の各部分の面積を示した表 で、設計図書の一部として扱われます。

選択肢5. 現寸図

現寸図は、実寸で描かれる詳細な図面 であり、施工のために用いられることが多いです。しかし、建築士法で定義される設計図書には含まれません。

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02

建築士法では、設計図書を「建築工事の実施のために必要な図面及び仕様書」と定義していますが、その中から明確に除かれているものがあります。試験では、図面や表の名称を丸暗記するよりも、工事を進めるための正式な設計資料に当たるかどうかを整理して理解することが大切です。各資料が建物の位置、仕上げ、建具、面積などを示して計画や施工に役立つ一方で、法令上は設計図書から外されるものがある点を押さえることが重要です。

選択肢1. 建具表

適切です。建具表は、扉や窓などの建具の種類、寸法、材質、性能、開閉方式などを整理して示す資料です。建築工事を実施するうえで必要となる仕様情報を含んでおり、設計内容を施工者へ正確に伝える役割を持ちます。図面本体を補足し、施工や見積り、品質確認にも関わるため、設計図書に含まれるものとして扱うのが妥当です。建築士法の設計図書は必要な図面と仕様書から成るため、この種の資料はその枠内に入ると考えられます。

選択肢2. 仕上表

適切です。仕上表は、床、壁、天井などの各部位について、どの材料をどのように仕上げるかを示す資料です。建築物の内外装を具体化するために必要であり、施工者が仕上げ工事を行う際の基準となります。単なる参考資料ではなく、設計意図を仕様として表現したものに当たるため、設計図書に含まれると理解できます。法律上の設計図書には仕様書が含まれており、仕上表はその性格を強く持つ資料です。

選択肢3. 配置図

適切です。配置図は、敷地の中で建築物がどこに建つのか、道路や境界線との関係、方位、周辺状況などを示す基本的な図面です。建築確認や施工計画においても重要性が高く、建築工事の実施に必要な図面の一つといえます。建物そのものだけでなく、敷地との関係を明確にすることは法規適合や現場での位置出しにも直結するため、設計図書に含まれるものとして扱うのが自然です。

選択肢4. 面積表

適切です。面積表は、各階や各室の床面積、延べ面積、建築面積などを整理して示す資料であり、法規確認や計画内容の把握に役立ちます。面積の情報は容積率や建ぺい率、用途別の計画確認などにも関わるため、設計内容を構成する重要な資料です。図面を補完しながら建築計画を具体的に示すものであり、工事実施や確認申請に関連する設計資料として位置づけられるため、設計図書に含まれると考えてよいです。

選択肢5. 現寸図

不適切です。現寸図は、実物大で詳細形状を示す図で、主として施工段階や製作段階で精密な納まりを確認するために用いられます。しかし、建築士法では設計図書について「建築工事の実施のために必要な図面」としつつ、「現寸図その他これに類するものを除く」と明確に定めています。そのため、現寸図は実務上重要であっても、法令上の設計図書には含まれません。この条文の除外規定を知っているかどうかが、この問題の判断ポイントです。

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