建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問106 (給水及び排水の管理 問106)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問106(給水及び排水の管理 問106) (訂正依頼・報告はこちら)
- 給湯配管からの熱損失 ―――――――――― W
- ばっ気槽混合液浮遊物質濃度(MLSS) ―― %
- 水の密度 ―――――――――――――――― kg/m3
- 溶存酸素濃度 ―――――――――――――― mg/L
- BOD負荷量 ――――――――――――――― g/(人・日)
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この過去問の解説 (2件)
01
不適当なのは 「ばっ気槽混合液浮遊物質濃度(MLSS) ―― %」 です。
正しいです。
給湯配管からの熱損失は、熱エネルギーの損失量を表します。その単位にはワット(W)が使われ、1秒あたりに失われるエネルギー量を示します。
誤りです。
MLSS(Mixed Liquor Suspended Solids)は、活性汚泥法においてばっ気槽内に浮遊する固形物の濃度を示します。単位はmg/L(ミリグラム毎リットル)で表されるのが一般的です。%(パーセント)は濃度の表現として適していません。
正しいです。
水の密度は1,000 kg/m³(4°Cの場合)とされ、体積あたりの質量を示します。この単位は国際的にも標準的に用いられます。
正しいです。
溶存酸素(DO)は水中に溶けている酸素の量を示し、mg/L(ミリグラム毎リットル)の単位が使われます。この値が低いと、水中の生物にとって生存が難しくなることがあります。
正しいです。
BOD(生物化学的酸素要求量)は、水中の有機物を分解するために必要な酸素量を示します。BOD負荷量は、人間の活動によってどれだけの汚濁負荷が水に加わるかを表し、単位はg/(人・日)が適切です。
MLSSの単位はmg/Lで表すべきであり、%は適切ではありません。他の選択肢は、それぞれの測定内容に適した単位となっています。
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02
この問題は、給水・排水管理で使われる代表的な用語について、内容と単位の対応が正しいかを確認するものです。設備管理では、数値そのものだけでなく、どの単位で表すべきかを正確に理解しておくことが重要です。特に排水処理分野では、濃度、負荷量、密度など似たような表現が多く出てくるため、何を量っているのかを意識して整理すると判断しやすくなります。
適切です。熱損失は、ある時間あたりに失われる熱エネルギーの量を表すため、単位としては仕事率や電力と同じWが用いられます。給湯配管では、配管表面から周囲へ熱が逃げていく現象を評価するため、単位時間あたりの損失量として扱うのが基本です。もし総熱量を表すならJやkJになりますが、配管の熱損失は通常Wで示されるので組合せは正しいです。
不適切です。MLSSは、ばっ気槽内の混合液に含まれる微生物や懸濁物質の量を濃度として表したもので、通常はmg/Lで示します。排水1Lの中に何mgの浮遊物質が含まれているかを見る指標なので、割合を示す%ではありません。活性汚泥法の運転管理では、MLSSの値によって微生物量や処理状態を判断するため、質量濃度として扱うことが重要です。
適切です。密度は、単位体積あたりにどれだけの質量があるかを示す量なので、kg/m3で表します。水は温度によってわずかに変化しますが、設備管理や計算ではおおむね1,000kg/m3前後として扱われます。これは配管計算やポンプ計算、貯水槽の容量検討などの基礎になる重要な物性値です。したがって、この組合せは標準的で正しいです。
適切です。溶存酸素濃度は、水の中に溶け込んでいる酸素の量を表すもので、通常はmg/Lで示します。排水処理では、ばっ気槽内に微生物が十分活動できるだけの酸素があるかを判断するために重要な指標です。酸素が不足すると有機物の分解が進みにくくなり、処理性能の低下につながります。水1Lあたりの酸素量として表すため、この単位は正しいです。
適切です。BOD負荷量は、生活排水などに含まれる有機物の量を、人が1日に排出する量として表すときにg/(人・日)のような単位を用います。これは処理施設の計画や規模の算定でよく使われる表し方です。単なるBOD濃度であればmg/Lですが、負荷量は濃度ではなく、一定人数が一定期間に与える総量の考え方なので、この単位との対応は適切です。
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