建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問134 (給水及び排水の管理 問134)
問題文
排水通気設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問134(給水及び排水の管理 問134) (訂正依頼・報告はこちら)
排水通気設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 排水管内部の詰まり具合や腐食状況は、内視鏡や超音波厚さ計等により確認できる。
- 排水槽の清掃では、最初に酸素濃度が15%以上、硫化水素濃度が25ppm以下であることを確認してから作業を行う。
- 排水横管の清掃にワイヤ法を使用する場合、一般に長さ25m程度が限界とされている。
- 水中ポンプのメカニカルシール部のオイルは、6カ月〜1年に1回、交換する。
- 排水管の清掃に用いるウォータラム法は、閉塞した管内に水を送り、圧縮空気を一気に放出してその衝撃で閉塞物を除去する。
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この過去問の解説 (2件)
01
「排水槽の清掃では、最初に酸素濃度が15%以上、硫化水素濃度が25ppm以下であることを確認してから作業を行う。」の記述は不適当です。
内視鏡(ファイバースコープ)を使用すれば、排水管の内部の状態を直接観察できます。また、超音波厚さ計を用いることで、管の腐食具合や肉厚の減少を測定できます。
この記述は正しいです。
作業環境測定基準によれば、酸素濃度が18%未満になると危険とされ、通常は酸素濃度が18%以上であることを確認する必要があります。また、硫化水素の許容濃度は10ppm以下とされることが多く、25ppmは高すぎます。
この記述は不適当です。
ワイヤ法(ロッド法)は、ワイヤやロッドを使用して管内の閉塞を除去する方法であり、25m程度が実用範囲とされています。
この記述は正しいです。
メカニカルシールの潤滑や冷却を適切に維持するため、定期的にオイル交換を行う必要があります。6カ月〜1年の交換間隔は適切です。
この記述は正しいです。
ウォータラム法は、管内の詰まりを強力な水圧と空気圧で押し流す方法で、閉塞物を効果的に除去できます。
この記述は正しいです。
「排水槽の清掃では、最初に酸素濃度が15%以上、硫化水素濃度が25ppm以下であることを確認してから作業を行う。」の記述は不適当です。
酸素濃度は18%以上、硫化水素濃度は10ppm以下が一般的な安全基準です。
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02
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。排水槽内での清掃作業は酸素欠乏症や硫化水素中毒の危険を伴うため、入槽前に空気中の酸素濃度と硫化水素濃度を確認することが酸素欠乏症等防止規則で義務づけられています。正しい基準値「酸素濃度18%以上、硫化水素濃度10ppm以下」を確実に覚えておきましょう。
正しいです。
内視鏡(管内カメラ)で詰まりや劣化状況を映像で確認でき、超音波厚さ計で管の肉厚を非破壊で計測できます。
誤りです。
酸素欠乏症等防止規則第5条に基づく正しい基準値は、酸素濃度18%以上、硫化水素濃度10ppm以下です。15%以上・25ppm以下という基準値は誤りです。
正しいです。
ワイヤ法はワイヤに回転を与えて管内の堆積物を除去する方法ですが、操作できる距離に限界があり、一般に25m程度とされています。
正しいです。
メカニカルシールはポンプ軸のシール部材で、内部に充填されたオイルが経時劣化するため、6カ月〜1年に1回の交換が必要です。
正しいです。
ウォータラム法は水と圧縮空気を組み合わせた清掃方法で、放出時の水撃(ウォーターハンマー)の衝撃力で閉塞物を破砕・除去します。
排水槽清掃前の安全確認値は「酸素濃度18%以上・硫化水素濃度10ppm以下」です。問題文にあった15%・25ppmという誤った数値との混同に注意しましょう。
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