建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問153 (清掃 問153)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問153(清掃 問153) (訂正依頼・報告はこちら)
- 玄関や共用部は汚れやすいので、その日のうちに真空掃除機で土砂を除去する。
- パイル内部のほこりの除去には、カーペットスイーパを用いる。
- アクリル素材は、親水性の汚れが取れにくい。
- しみ取り作業は定期清掃時に行う。
- スポットクリーニングは、パイル奥の汚れまで徹底的に除去する作業である。
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この過去問の解説 (2件)
01
繊維床材(カーペットなど)の清掃では、日常的な掃除と定期的なメンテナンスが重要になります。特に、土砂やほこりはカーペットの奥に入り込みやすく、放置すると劣化やダニの発生の原因となるため、適切な方法で除去する必要があります。では、各選択肢について見ていきます。
この記述は適切です。玄関や共用部は人の出入りが多く、土砂やほこりが溜まりやすい場所です。汚れを放置するとカーペットの奥に入り込み、掃除が難しくなるため、その日のうちに真空掃除機(バキュームクリーナー)を使って除去することが大切です。
この記述は不適切です。カーペットスイーパは、表面のゴミを軽く取り除くのには適していますが、パイル(カーペットの毛足)の奥に入り込んだほこりをしっかり除去することはできません。深い部分の汚れを取るには、真空掃除機や専用の清掃機器を使う必要があります。
この記述は不適切です。アクリル素材は水になじみにくい性質があるため、逆に親水性の汚れ(例えば水溶性の汚れ)は落ちやすいです。一方で、油汚れのような疎水性の汚れが付きやすく、除去が難しい場合があります。
この記述は不適切です。しみは時間が経つと繊維に染み込んで落ちにくくなるため、見つけたらすぐに対応することが重要です。定期清掃まで放置すると、汚れが固着してしまい、簡単に落とせなくなることがあります。
この記述は不適切です。スポットクリーニングは、カーペットの一部に付いた汚れを部分的に落とす作業です。パイルの奥まで徹底的に清掃するわけではなく、目立つ汚れやシミを取り除くことが主な目的です。
カーペットの汚れは放置すると落としにくくなるため、日常的な清掃が重要です。特に、玄関や共用部では、土砂やほこりが入り込みやすいため、真空掃除機を使ってすぐに除去することが効果的です。一方、カーペットスイーパは表面の掃除には適していますが、奥のほこりを取るには別の方法が必要です。また、しみ取りは定期清掃ではなく、発見したらすぐに行うことが大切です。
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02
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。繊維床材(カーペット類)の清掃では、汚れの種類・箇所・使用する機器の特性を正しく理解することが重要です。特に、「どの道具が何を除去できるか」「しみへの対応タイミング」「スポットクリーニングと抽出清掃の違い」を整理しておきましょう。
正しいです。
玄関や共用廊下など人の出入りが多い箇所は、砂・土などの固形汚れが持ち込まれやすい場所です。砂は繊維に食い込むと摩耗の原因にもなるため、日常清掃でその日のうちに真空掃除機で除去することが適切な対応です。
誤りです。
カーペットスイーパはローラーによって繊維表面の大きなゴミや髪の毛などを機械的に集める器具で、パイル内部の細かいほこりには対応できません。パイル内部に入り込んだほこりを除去するには、真空掃除機を使用します。
誤りです。
アクリルは疎水性(撥水性)の素材であるため、水と親和性の低い油汚れ(疎水性汚れ)が付着しやすく取れにくいという特性があります。水溶性の親水性汚れは比較的除去しやすいです。
誤りです。
しみは時間が経つほど繊維に定着して除去が困難になります。発見した時点で速やかに日常清掃として対処することが基本です。定期清掃まで放置するのは誤った対応です。
誤りです。
スポットクリーニングは、しみや局所的な汚れを部分的に処理する作業です。パイル奥深くまで洗浄液を浸透させ徹底的に除去する作業は、抽出清掃(エクストラクション)やディープクリーニングと呼ばれます。
繊維床材清掃では、「真空掃除機(バキュームクリーナー)はパイル内部のほこりに対応」「カーペットスイーパは表面のゴミ収集用」「しみは発見次第すぐ対処」「スポットクリーニングは部分処理」という各作業の役割分担を正確に覚えておきましょう。
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