建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問168 (ねずみ、昆虫等の防除 問168)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問168(ねずみ、昆虫等の防除 問168) (訂正依頼・報告はこちら)
- チャバネゴキブリは、卵鞘(しょう)を孵(ふ)化直前まで尾端に保持し続けている。
- クロゴキブリは、昼行性で、夜間はほとんど活動しない。
- トビイロゴキブリは、孵化後間もない幼虫が、単独で生活する傾向が強い。
- ワモンゴキブリは、動物性の食品や汚物等を餌としない。
- ヤマトゴキブリは、幼虫、蛹(さなぎ)を経て成虫となる。
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この過去問の解説 (2件)
01
ゴキブリの生態は種類によって異なり、産卵や活動時間、食性などにそれぞれ特徴があります。建物内でよく見られるゴキブリの種類として、チャバネゴキブリやクロゴキブリ、ワモンゴキブリなどがあり、それぞれの生態を正しく理解することが防除のポイントになります。それぞれの選択肢について詳しく見ていきます。
この記述は適切です。チャバネゴキブリは、メスが卵鞘を孵化直前まで体の尾端に保持している特徴があります。他のゴキブリは産卵後に卵鞘を物陰などに置くことが多いですが、チャバネゴキブリは卵を外敵から守るために自分の体につけたまま持ち運びます。
この記述は不適当です。クロゴキブリは夜行性で、昼間は物陰や暗い場所に隠れていることが多く、夜になると活発に動き回ります。昼行性ではないため、この記述は誤りです。
この記述は不適当です。トビイロゴキブリの幼虫は、孵化後もしばらく集団で生活することが多いです。ゴキブリの多くはフェロモンを出して仲間と集まりやすい性質があり、単独で行動することは少ないです。
この記述は不適当です。ワモンゴキブリは雑食性で、動物性の食品や汚物なども餌にします。ゴキブリは基本的に何でも食べる生き物であり、特に動物性のタンパク質や糖分を好む種類が多いです。
この記述は不適当です。ゴキブリは不完全変態の昆虫であり、幼虫から直接成虫になります。完全変態をする昆虫(チョウやカブトムシなど)のように蛹の段階を経ることはありません。
ゴキブリの生態は種類ごとに異なりますが、ほとんどの種類が夜行性で雑食性です。チャバネゴキブリは卵を孵化直前まで体に保持する特徴がありますが、クロゴキブリは夜行性であり、トビイロゴキブリの幼虫は単独行動を好みません。ゴキブリは不完全変態の昆虫であり、蛹の段階を経ずに成長します。種類ごとの特徴を理解し、適切な防除を行うことが重要です。
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02
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。ゴキブリの種類ごとの生態(卵鞘の扱い・活動時間帯・食性・変態の種類)を整理しておきましょう。特に「ゴキブリは不完全変態(蛹なし)」という点と、チャバネゴキブリの卵鞘保持習性は頻出事項です。
正しいです。
チャバネゴキブリは産卵した卵鞘(卵を包む袋状の構造物)を孵化直前まで尾端に付けて保持し続けるという特徴的な習性があります。一方、クロゴキブリは卵鞘を産みつけた後に放置する点で異なります。
誤りです。
クロゴキブリを含むゴキブリ類は一般に夜行性で、夜間に活発に活動します。昼間は暗い隙間や物陰に潜んでいることがほとんどです。
誤りです。
ゴキブリの幼虫は一般的に群れで生活する傾向があります。特にチャバネゴキブリやトビイロゴキブリは集合フェロモンを分泌して同種の個体を引き寄せ、群れを形成する習性があります。孵化直後の幼虫が単独生活をするというのは誤りです。
誤りです。
ゴキブリ類は雑食性で、植物性・動物性を問わず有機物を幅広く食べます。ワモンゴキブリも食品残渣・汚物・有機物等を餌とします。動物性食品や汚物を食べないということはありません。
誤りです。
ゴキブリ類は不完全変態の昆虫であり、卵→幼虫→成虫という経過をたどります。蛹の段階は存在しません。蛹を経る完全変態はハエ・チョウ・甲虫類などに見られるもので、ゴキブリには当てはまりません。
ゴキブリに関する重要ポイントを整理します。まず変態については「不完全変態(蛹なし)」が必須知識です。卵鞘の扱いについては、チャバネゴキブリ=孵化直前まで保持、クロゴキブリ=産みつけて放置という違いも覚えておきましょう。
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