建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第50回(令和2年度(2020年))
問64 (空気環境の調整 問64)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第50回(令和2年度(2020年)) 問64(空気環境の調整 問64) (訂正依頼・報告はこちら)

乾球温度26.0°C、絶対湿度0.0105kg/kg(DA)の空気1,000kg/h と、乾球温度34.4°C、絶対湿度0.0194kg/kg(DA)の空気500kg/h を混合した場合の空気について、乾球温度と絶対湿度との組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。
  • 乾球温度 [°C] 28.8   絶対湿度 [kg/kg(DA)] 0.0135
  • 乾球温度 [°C] 28.8   絶対湿度 [kg/kg(DA)] 0.0164
  • 乾球温度 [°C] 30.2   絶対湿度 [kg/kg(DA)] 0.0150
  • 乾球温度 [°C] 31.6   絶対湿度 [kg/kg(DA)] 0.0135
  • 乾球温度 [°C] 31.6   絶対湿度 [kg/kg(DA)] 0.0164

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この過去問の解説 (2件)

01

異なる温度と湿度を持つ2つの空気流を混合すると、新しい空気の温度と湿度は、それぞれの質量流量(kg/h)を考慮した加重平均で求められます。

 

計算手順

1. 乾球温度の計算

T混合={(1000×26.0)+(500×34.4)}/(1000+500)

=(26000+17200​)/1500

=43200​/1500

=28.8°C

 

2. 絶対湿度の計算

W混合={(1000×0.0105)+(500×0.0194)}/(1000+500)

=(10.5+9.7​)/1500

=20.2/1500

=0.0135kg/kg(DA)

 

各選択肢の検討

乾球温度 (°C)絶対湿度 (kg/kg DA)正誤
28.80.0135
28.80.0164×
30.20.0150×
31.60.0135×
31.60.0164×

選択肢1. 乾球温度 [°C] 28.8   絶対湿度 [kg/kg(DA)] 0.0135

乾球温度が 28.8°C、絶対湿度が 0.0135 kg/kg(DA) の組み合わせが最も適当です。 ​

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02

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。2つの空気を混合したときの状態値(乾球温度・絶対湿度)は、それぞれの乾燥空気質量流量を重みとした加重平均で求めます。計算式は「混合後の値 =(G1×値1 + G2×値2)÷(G1+G2)」です。

選択肢1. 乾球温度 [°C] 28.8   絶対湿度 [kg/kg(DA)] 0.0135

まず混合後の乾球温度を計算します。

空気1(1,000 kg/h)の乾球温度:26.0°C
空気2(500 kg/h)の乾球温度:34.4°C

混合乾球温度 =(1,000 × 26.0 + 500 × 34.4)÷(1,000 + 500)
     =(26,000 + 17,200)÷ 1,500
     = 43,200 ÷ 1,500
     = 28.8°C

次に混合後の絶対湿度を計算します。

空気1の絶対湿度:0.0105 kg/kg(DA)
空気2の絶対湿度:0.0194 kg/kg(DA)

混合絶対湿度 =(1,000 × 0.0105 + 500 × 0.0194)÷(1,000 + 500)
     =(10.5 + 9.7)÷ 1,500
     = 20.2 ÷ 1,500
     ≈ 0.01347 kg/kg(DA)
     ≒ 0.0135 kg/kg(DA)

よって、混合後の空気は「乾球温度 28.8°C、絶対湿度 0.0135 kg/kg(DA)」です。

まとめ

混合空気の状態値は、それぞれの質量流量(kg/h)を重みとした加重平均で求めます。乾球温度と絶対湿度は独立して同じ式で計算できます。質量流量の比を意識すると暗算でも素早く絞り込めます。混合前の2つの値の間に答えが収まることも確認の目安になります。

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