建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第50回(令和2年度(2020年))
問148 (清掃 問148)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第50回(令和2年度(2020年)) 問148(清掃 問148) (訂正依頼・報告はこちら)

カーペット清掃用機械に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • アップライト型真空掃除機は、カーペットのほこりを取るのに適した構造である。
  • 真空掃除機は、電動ファンによって機械内部に空気の低圧域を作り、ホースを通じてほこりを吸引する構造である。
  • スチーム洗浄機は、高温の水蒸気で汚れを取るため、洗浄後に残る水分が少なく仕上がりも柔らかい。
  • 洗剤供給式床磨き機は、化学繊維のタフテッドカーペットの洗浄に適している。
  • エクストラクタは、機械内部で作られた泡で洗浄し、直ちに吸引する構造である。

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

最も不適当なのは 「エクストラクタは、機械内部で作られた泡で洗浄し、直ちに吸引する構造である。」 という記述です。
エクストラクタは、通常水と洗剤を噴射して汚れを落とし、その後すぐに吸引する構造であり、泡で洗浄するわけではありません。

選択肢1. アップライト型真空掃除機は、カーペットのほこりを取るのに適した構造である。

アップライト型の真空掃除機は、カーペットにしっかりと密着し、ブラシが回転しながらほこりを効率的に吸引するため、カーペット清掃には非常に適しています。これは適切な記述です。

選択肢2. 真空掃除機は、電動ファンによって機械内部に空気の低圧域を作り、ホースを通じてほこりを吸引する構造である。

真空掃除機は、電動ファンによって吸引力を生み出し、ホースやノズルを通じてほこりやゴミを吸引します。これは適切な記述です。

選択肢3. スチーム洗浄機は、高温の水蒸気で汚れを取るため、洗浄後に残る水分が少なく仕上がりも柔らかい。

スチーム洗浄機は高温の水蒸気を使って汚れを浮かせ、洗浄後に水分が少なく、柔らかな仕上がりになります。これは適切な記述です。

選択肢4. 洗剤供給式床磨き機は、化学繊維のタフテッドカーペットの洗浄に適している。

洗剤供給式床磨き機は、タフテッドカーペットなどの化学繊維で作られたカーペットの洗浄に適しており、これは適切な記述です。

選択肢5. エクストラクタは、機械内部で作られた泡で洗浄し、直ちに吸引する構造である。

エクストラクタは、通常、水と洗剤を噴射して汚れを落とし、その後すぐに吸引する構造です。泡で洗浄するわけではないため、これは不適切な記述です。

まとめ

エクストラクタは泡ではなく、水と洗剤を使用して清掃を行うため、この記述が不適当です。

他の選択肢はすべて、カーペット清掃における適切な機械の使い方について説明しており、これは適切な記述です

清掃作業においては、各機械の特性を理解し、適切な方法を選択することが重要です。

参考になった数16

02

この問題は、カーペット清掃で使用される各種機械の構造や用途の違いについて理解しているかを問う問題です。カーペット清掃では、乾式・湿式の方法や、洗浄方式ごとの特徴を正しく理解することが重要です。特に、エクストラクタやスチーム洗浄機は名称が似ていて混同しやすいため、それぞれが「泡」「蒸気」「洗浄液」など何を利用して汚れを除去するのかを整理して覚える必要があります。

選択肢1. アップライト型真空掃除機は、カーペットのほこりを取るのに適した構造である。

適切です。アップライト型真空掃除機は、回転ブラシを備えているものが多く、カーペットの繊維の奥に入り込んだほこりや土砂をかき出しながら吸引できる構造です。特に、パイルの深いカーペットでは通常の床用掃除機より集じん性能が高く、ホテルや事務所などでも広く使用されています。効率よくごみを除去できるため、日常清掃に適しています。

選択肢2. 真空掃除機は、電動ファンによって機械内部に空気の低圧域を作り、ホースを通じてほこりを吸引する構造である。

適切です。真空掃除機は、内部の電動ファンを高速回転させることで機械内部の圧力を低下させ、その圧力差によって外部の空気とともにほこりを吸い込む仕組みです。吸い込まれた空気はフィルタや集じん袋を通過し、ごみだけを内部に残して排気されます。真空掃除機の基本原理として重要な内容です。

選択肢3. スチーム洗浄機は、高温の水蒸気で汚れを取るため、洗浄後に残る水分が少なく仕上がりも柔らかい。

適切です。スチーム洗浄機は、高温の蒸気を利用して汚れを浮かせて除去する機械です。一般的な洗浄液を大量に散布する方法と比べると、使用する水分量が少ないため、洗浄後の乾燥時間を短縮しやすい特徴があります。また、カーペットに残留する水分も少なく、繊維の風合いを比較的損ないにくい点も利点です。

選択肢4. 洗剤供給式床磨き機は、化学繊維のタフテッドカーペットの洗浄に適している。

適切です。洗剤供給式床磨き機は、ブラシ回転と洗剤散布を組み合わせてカーペット表面を洗浄する機械です。耐久性の高い化学繊維系タフテッドカーペットでは、この方法による洗浄が比較的行いやすく、汚れ除去効果も期待できます。ただし、天然繊維など水分や摩擦に弱い素材では、洗浄条件に注意が必要です。

選択肢5. エクストラクタは、機械内部で作られた泡で洗浄し、直ちに吸引する構造である。

不適切です。エクストラクタは、洗浄液をカーペット内部に噴射し、その後すぐに汚水を吸引回収する構造の機械です。泡で洗浄する方式ではありません。泡を用いるのはフォームクリーニング方式の機械です。エクストラクタは、繊維内部の汚れまで除去しやすい反面、水分量が多くなりやすいため、洗浄後には十分な乾燥が必要になります。

参考になった数0