建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第51回(令和3年度(2021年))
問52 (空気環境の調整 問52)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第51回(令和3年度(2021年)) 問52(空気環境の調整 問52) (訂正依頼・報告はこちら)
- 単位時間当たりに室内の入れ替わる新鮮空気(外気)量を換気量という。
- 空気交換効率とは、室内にある空気が、いかに効果的に新鮮空気と入れ替わるかを示す尺度をいう。
- 1時間に窓を開ける回数を換気回数という。
- 外気が給気口から室内の任意の点に移動するのにかかる平均時間を、局所平均空気齢という。
- ある汚染物質の室内濃度を、その基準値に維持するために必要な換気量のことを必要換気量という。
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この過去問の解説 (2件)
01
不適当なのは「1時間に窓を開ける回数を換気回数という。」です。
換気回数は、1時間に室の空気が何回入れ替わるかを表す指標で、窓を開ける回数のことではありません。一般に換気回数=換気量÷室容積(回/時)で表します。
そのとおりです。換気量は通常、m³/h(立方メートル毎時)などで表し、室に供給される外気の体積流量を指します。
そのとおりです。空気交換効率は、新鮮空気が室内に広がり、古い空気をどれだけうまく押し出すかを表す評価指標です。
不適当です。換気回数(ACH)は、1時間に室の空気全体が何回入れ替わったかを表すもので、窓の開閉回数とは無関係です。たとえば、換気量が600m³/h、室容積が200m³なら、換気回数=600÷200=3回/時です。
そのとおりです。局所平均空気齢は、その場所の空気が室に入ってから経過した平均時間を示し、換気の行き渡りやすさを見る指標です。
そのとおりです。必要換気量は、発生量や許容濃度などから計算して、基準以下に保つのに要る外気量を指します。
本問の要点は次のとおりです。
換気量は外気の体積流量、換気回数は室の空気が1時間に入れ替わる回数(換気回数=換気量÷室容積)。
空気交換効率や局所平均空気齢は、換気の質(行き渡り方・入れ替わり方)を評価する指標です。
濃度管理には必要換気量の考え方が重要です。
数字や用語の定義のちがいに気づくと、紛らわしい表現(「窓を開ける回数」など)を見分けやすくなります。
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02
正解は、「1時間に窓を開ける回数を換気回数という。」です。
この問題は、換気に関する基本用語(換気量・換気回数・空気交換効率・空気齢・必要換気量)に関するものです。
換気量とは、単位時間当たりに室内に供給される新鮮空気(外気)の量を指します。
換気回数とは、1時間当たりに室内空気が何回入れ替わるかを示す指標であり、
室容積に対する換気量の比(回/h)として定義されます。
窓を開ける回数といった操作回数ではありません。
また、空気交換効率は新鮮外気がどれだけ効果的に室内空気と入れ替わるかの尺度、
局所平均空気齢は外気がある点に到達するまでの平均時間と必要換気量は、
汚染物質濃度を基準値以下に保つために必要な換気量を指します。
正しいです。換気量とは、単位時間当たりに室内に供給される新鮮空気(外気)の量を指します。
一般に m³/h などの単位で表され、
機械換気設備の設計や必要換気量の算定に用いられます。
室内の入れ替わる新鮮空気量という表現は、
外気導入量としての換気量の定義と一致しています。
正しいです。空気交換効率とは、
室内にある空気がどれだけ効果的に新鮮外気と入れ替わっているかを示す指標です。
同じ換気量でも、空気の流れ方によって、
よくかき混ざる場合と、一部が滞留する場合があり、
その良し悪しを評価するための尺度が空気交換効率です。
誤りです。換気回数とは、
1時間当たりに室内空気が何回入れ替わるかを示す指標であり、
換気回数 = 換気量 ÷ 室容積(回/h)
で定義されます。
1時間に窓を開ける回数は、人の操作回数であり、
換気回数の定義とは異なります。
窓を1回大きく開ける場合と、10回少しだけ開ける場合でも、
換気量も換気回数も異なります。
正しいです。局所平均空気齢とは、外気が給気口から室内に流入し、
ある任意の点に到達するまでに要する平均時間を指します。
これは、その点に存在する空気が、
どれだけ古いかを表す指標であり、
換気の偏りや滞留域の評価に用いられます。
正しいです。必要換気量とは、ある汚染物質の室内濃度を、
その基準値以下に維持するために必要な換気量を指します。
発生量、許容濃度、室容積、換気方式などを考慮して算定され、
室内空気質の設計においての指標です。
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