建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第52回(令和4年度(2022年))
問40 (建築物の環境衛生 問40)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第52回(令和4年度(2022年)) 問40(建築物の環境衛生 問40) (訂正依頼・報告はこちら)

健常な体重75kgの一般成人の体内水分量として、最も適当なものは次のうちどれか。
  • 20kg未満
  • 20kg以上30kg未満
  • 30kg以上40kg未満
  • 40kg以上50kg未満
  • 50kg以上60kg未满

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この過去問の解説 (2件)

01

健常な一般成人男性の体内水分量は

体重の約60%と言われています。

 

75kgの場合は

75×0.6=45

と計算できるので約45kgです。

選択肢1. 20kg未満

不正解です。

体内水分量が少なすぎます。

選択肢2. 20kg以上30kg未満

不正解です。

体内水分量が少なすぎます。

選択肢3. 30kg以上40kg未満

不正解です。

体内水分量が少なすぎます。

選択肢4. 40kg以上50kg未満

正解です。

約45kgと計算できるので

範囲内に収まっています。

選択肢5. 50kg以上60kg未满

不正解です。

体内水分量が多すぎます。

まとめ

体内の水分の急激な減少は

体調不良につながるので

適度な水分補給を心がけましょう。

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02

正解は、「40kg以上50kg未満」です。

 

この問題は、人体の水分量の生理学知識に関するものです。

成人の体内水分は体重の約50~60%を占め、年齢や性別、体脂肪率によって変動します。

水分は細胞内液と細胞外液に分かれ、血液循環や代謝、体温調節など、

生命維持に不可欠な役割を果たします。体内水分量が不足すると脱水症状を引き起こし、

過剰な水分喪失は重篤な健康障害につながります。

体重と水分量の関係を正しく把握することが、重要です。

選択肢1. 20kg未満

 誤りです。体重75kgの成人で水分量が、

20kg未満というのは極端に少なく、

生命維持が困難な状態です。

選択肢2. 20kg以上30kg未満

誤りです。体重75kgの場合、30kg未満では水分率が40%以下となり、

高齢者や極端な肥満者でも通常見られない数値です。

選択肢3. 30kg以上40kg未満

誤りです。体重75kgの成人ではやや低めです。

水分率が40~53%程度となり、

高齢者や体脂肪率が非常に高い場合に近い値です。

選択肢4. 40kg以上50kg未満

正しいです。この範囲は体重75kgの成人における標準的な水分量です。

水分率は約53~67%となり、一般的な成人男性(約60%)や女性(約50%)の範囲に収まります。

体内水分は細胞内液が約2/3、細胞外液が約1/3を占め、

血液やリンパ液、組織液などに分布します。

選択肢5. 50kg以上60kg未满

誤りです。この範囲は水分率が67~80%となり、

成人では通常あり得ません。

新生児や乳児では体重の約70~80%が水分です。

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