建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第52回(令和4年度(2022年))
問163 (清掃 問163)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第52回(令和4年度(2022年)) 問163(清掃 問163) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物内廃棄物の中間処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 厨芥(ちゅうかい)類を処理する生ごみ処理機には、減量を目的とした乾燥機や、リサイクルを目的とした堆肥化装置がある。
  • 缶類の処理として、自動的にスチール缶とアルミ缶を分けて圧縮し、プロック状にする方式がある。
  • 廃棄紙類の処理には、保管スペースを確保するための圧縮・梱(こん)包機が用いられる。
  • 発泡スチロールの処理として用いられる溶融固化装置は、薬液を加え溶融し固化する方式である。
  • 段ボールの処理には梱包機が用いられる。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は、「発泡スチロールの処理として用いられる溶融固化装置は、薬液を加え溶融し固化する方式である。」が不適当な設問となります。

選択肢1. 厨芥(ちゅうかい)類を処理する生ごみ処理機には、減量を目的とした乾燥機や、リサイクルを目的とした堆肥化装置がある。

設問の通り、厨芥(ちゅうかい)類を処理する生ごみ処理機には、減量を目的とした乾燥機や、リサイクルを目的とした堆肥化装置があります。

選択肢2. 缶類の処理として、自動的にスチール缶とアルミ缶を分けて圧縮し、プロック状にする方式がある。

設問の通り、缶類の処理として、自動的にスチール缶とアルミ缶を分けて圧縮し、プロック状にする方式があります。

選択肢3. 廃棄紙類の処理には、保管スペースを確保するための圧縮・梱(こん)包機が用いられる。

設問の通り、廃棄紙類の処理には、保管スペースを確保するための圧縮・梱(こん)包機が用いられます。

選択肢4. 発泡スチロールの処理として用いられる溶融固化装置は、薬液を加え溶融し固化する方式である。

発泡スチロールの処理として用いられる溶融固化装置は、薬液ではなく、熱を加え溶融し固化する方式です。

よって設問は不適当となります。

選択肢5. 段ボールの処理には梱包機が用いられる。

設問の通り、段ボールの処理には梱包機が用いられます。

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02

発泡スチロールの処理は「薬液を加えて溶融固化」とありますが、正しくは「熱を加えて溶融固化」する方式です。

選択肢1. 厨芥(ちゅうかい)類を処理する生ごみ処理機には、減量を目的とした乾燥機や、リサイクルを目的とした堆肥化装置がある。

正しい。

生ごみ処理機には「乾燥機(減量目的)」と「堆肥化装置(リサイクル目的)」があります。

選択肢2. 缶類の処理として、自動的にスチール缶とアルミ缶を分けて圧縮し、プロック状にする方式がある。

正しい。

自動的にスチール缶とアルミ缶を分別し、圧縮してブロック状にする方式があります。

選択肢3. 廃棄紙類の処理には、保管スペースを確保するための圧縮・梱(こん)包機が用いられる。

正しい。

保管スペースを確保するため、圧縮・梱包機が用いられます。

選択肢4. 発泡スチロールの処理として用いられる溶融固化装置は、薬液を加え溶融し固化する方式である。

間違い。

「薬液を加えて溶融固化」とありますが、正しくは「熱を加えて溶融固化」する方式です。

選択肢5. 段ボールの処理には梱包機が用いられる。

正しい。

段ボールは梱包機で圧縮処理されます。

まとめ

廃棄物処理の問題では「処理対象(生ごみ・缶・紙・発泡スチロール・段ボール)」と「処理方式(乾燥・堆肥化・磁選・圧縮・溶融固化)」をセットで覚えることが重要です。

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