建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第52回(令和4年度(2022年))
問164 (清掃 問164)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第52回(令和4年度(2022年)) 問164(清掃 問164) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物内廃棄物の貯留・排出方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 真空収集方式は、容器方式より所要人数が少ない。
  • コンパクタ・コンテナ方式は、貯留・排出機方式より作業性が優れている
  • 容器方式は、他の方式と比較して設置スペースが少ない点で優れている。
  • コンパクタ・コンテナ方式は、他の方式と比較してランニングコストが優れている。
  • 容器方式は、他の方式と比較して初期コストが優れている。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は、「容器方式は、他の方式と比較して設置スペースが少ない点で優れている。」が不適当な設問となります。

選択肢1. 真空収集方式は、容器方式より所要人数が少ない。

設問の通り、真空収集方式は、容器方式より所要人数が少ないです。

選択肢2. コンパクタ・コンテナ方式は、貯留・排出機方式より作業性が優れている

設問の通り、コンパクタ・コンテナ方式は、貯留・排出機方式より作業性が優れています。

選択肢3. 容器方式は、他の方式と比較して設置スペースが少ない点で優れている。
  • 容器方式は、他の方式と比較して広い設置スペースが必要となります。
  • よって設問は不適当となります。

選択肢4. コンパクタ・コンテナ方式は、他の方式と比較してランニングコストが優れている。

設問の通り、コンパクタ・コンテナ方式は、他の方式と比較してランニングコストが優れています。

選択肢5. 容器方式は、他の方式と比較して初期コストが優れている。

設問の通り、容器方式は、他の方式と比較して初期コストが優れています。

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02

容器方式は、廃棄物を容器に保管する為、広い設置スペースが必要となります。

選択肢1. 真空収集方式は、容器方式より所要人数が少ない。

正しい。

真空収集方式は管路を通じて廃棄物を吸引するため、容器方式のように人手で運搬する必要がなく、所要人数が減ります。

選択肢2. コンパクタ・コンテナ方式は、貯留・排出機方式より作業性が優れている

正しい。

コンパクタ(圧縮機)で廃棄物を圧縮し、コンテナに収容するため、作業効率が高いです。

選択肢3. 容器方式は、他の方式と比較して設置スペースが少ない点で優れている。

間違い。

容器方式は、廃棄物を容器に保管するため広い設置スペースが必要となります。

選択肢4. コンパクタ・コンテナ方式は、他の方式と比較してランニングコストが優れている。

正しい。

圧縮によって収集回数を減らせるため、運搬費用などのランニングコストが低く抑えられます。

選択肢5. 容器方式は、他の方式と比較して初期コストが優れている。

正しい。

容器方式は構造が単純で、導入費用が安価。初期コスト面で優れています。

まとめ

キーワードで覚えると効果的です。

・真空収集=「人手少・初期コスト高」

・コンパクタ=「効率高・ランニングコスト低」

・容器方式=「初期安・スペース大・人手必要」

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