建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第52回(令和4年度(2022年))
問171 (ねずみ、昆虫等の防除 問171)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第52回(令和4年度(2022年)) 問171(ねずみ、昆虫等の防除 問171) (訂正依頼・報告はこちら)

害虫に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • ヒメマルカツオブシムシの成虫は、乾燥食品や羊毛製品等を食害する。
  • シバンムシ類の幼虫は、乾燥した麺類や菓子類を加害する。
  • ヒラタキクイムシ類の幼虫は、穀物を加害することもある。
  • 一部のメイガ類は、貯穀害虫である。
  • イガは、繊維や衣類の害虫である。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は、「ヒメマルカツオブシムシの成虫は、乾燥食品や羊毛製品等を食害する。」が不適当な設問となります。

選択肢1. ヒメマルカツオブシムシの成虫は、乾燥食品や羊毛製品等を食害する。

ヒメマルカツオブシムシは、幼虫の時に乾燥食品や羊毛製品等を食害し、成虫では花の蜜や花粉が栄養源となります。

よって設問は不適当となります。

選択肢2. シバンムシ類の幼虫は、乾燥した麺類や菓子類を加害する。

設問の通り、シバンムシ類の幼虫は、乾燥した麺類や菓子類を加害します。

選択肢3. ヒラタキクイムシ類の幼虫は、穀物を加害することもある。

設問の通り、ヒラタキクイムシ類の幼虫は、穀物を加害することもあります。

選択肢4. 一部のメイガ類は、貯穀害虫である。

設問の通り、一部のメイガ類は、米や小麦粉などの貯蔵されている穀物を加害する貯穀害虫です。

選択肢5. イガは、繊維や衣類の害虫である。

設問の通り、イガは、繊維や衣類の害虫です。

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02

ヒメマルカツオブシムシの幼虫は、乾燥食品や羊毛製品等を食害します。成虫ではありません。

選択肢1. ヒメマルカツオブシムシの成虫は、乾燥食品や羊毛製品等を食害する。

間違い。

ヒメマルカツオブシムシは幼虫が乾燥食品や羊毛製品を食害します。成虫は花粉や蜜を栄養源とするため、食品や繊維を食害しません。

選択肢2. シバンムシ類の幼虫は、乾燥した麺類や菓子類を加害する。

正しい。

シバンムシ類は乾燥食品を好み、保存食品の害虫として知られています。

選択肢3. ヒラタキクイムシ類の幼虫は、穀物を加害することもある。

正しい。

ヒラタキクイムシ類は主に木材害虫ですが、幼虫が穀物や乾燥食品を加害することもあります。

選択肢4. 一部のメイガ類は、貯穀害虫である。

正しい。

メイガ類は米や小麦粉を加害する代表的な貯穀害虫です。

選択肢5. イガは、繊維や衣類の害虫である。

正しい。

イガは衣類や繊維製品を加害する代表的な害虫です。

まとめ

表にまとめて「害虫の種類×幼虫/成虫×対象物」を整理すると良いでしょう。

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