建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問87 (空気環境の調整 問42)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問87(空気環境の調整 問42) (訂正依頼・報告はこちら)

空調機械室からの騒音に関する伝搬音の種類の組合せとして、最も適当なものはどれか。

ア  ダクト・管路系の振動に起因する音
イ  隔壁・隙間等を透過してくる空調機から発生した音
ウ  ダクト内を伝搬して給排気口から放射される音
  • ア:固体伝搬音  イ:固体搬音  ウ:空気伝搬音
  • ア:固体伝搬音  イ:空気伝搬音  ウ:空気伝搬音
  • ア:固体伝搬音  イ:空気伝搬音  ウ:固体伝搬音
  • ア:空気伝搬音  イ:固体搬音  ウ:固体伝搬音
  • ア:空気伝搬音  イ:固体搬音  ウ:空気伝搬音

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この過去問の解説 (3件)

01

伝搬音の種類を問う問題です。

音の伝搬をイメージできれば、解答できると思います。

 

選択肢1. ア:固体伝搬音  イ:固体搬音  ウ:空気伝搬音

誤:アは固体伝搬音で正しいですが、イが固体搬音でなく空気伝搬音となる為です。

ウは、空気伝搬音で正しいです。

選択肢2. ア:固体伝搬音  イ:空気伝搬音  ウ:空気伝搬音

正:アが固体伝搬音でイとウが空気伝搬音となり、正解となります。

選択肢3. ア:固体伝搬音  イ:空気伝搬音  ウ:固体伝搬音

誤:アが個体伝搬音で正解ですがイとウが空気伝搬音になる為、不正解です。 

選択肢4. ア:空気伝搬音  イ:固体搬音  ウ:固体伝搬音

誤:アは固体伝搬音になる為に不正解で、イとウは空気伝搬音になる為、すべて異なります。

選択肢5. ア:空気伝搬音  イ:固体搬音  ウ:空気伝搬音

誤:ウは空気伝搬音ですが、アは固体伝搬音、イは空気伝搬音になる為不正解です。

まとめ

伝搬するものが、空調機自身か空気を通じて伝わるかを整理できればイメージで正解できると思います。

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02

解は、「ア:固体伝搬音  イ:空気伝搬音  ウ:空気伝搬音」です。

 

この問題は、空調機械室からの騒音の伝搬音の種類の組合せに関するものです。

空調機械室から外部へ伝わる騒音は、主に「空気伝搬音」と「固体伝搬音(構造伝搬音)」の二系統に分かれます。

音源の種類や伝わり方により、対策の方向性が大きく異なるため、伝搬経路の同定が重要です。

ダクト・管路系の振動が建物構造へ機械的に伝わる場合は、

ボルト・ハンガー・架台・床スラブなどを介して広域に拡散する固体伝搬音となります。

空調機から発生した騒音が隔壁・隙間・扉の透過で広がるものは、空気中を伝わる空気伝搬音です。

さらに、ファン騒音や風切り音がダクト内を伝搬して給排気口で放射されるものも空気伝搬音に分類されます。

選択肢1. ア:固体伝搬音  イ:固体搬音  ウ:空気伝搬音

誤りです。隔壁・隙間等を透過してくる空調機から発生した音は、空気伝搬音です。

選択肢2. ア:固体伝搬音  イ:空気伝搬音  ウ:空気伝搬音

正解です。ダクト・管路系の振動に起因する音は、

支持金物・架台→躯体へと機械的に伝搬する固体伝搬音です。

隔壁・隙間等を透過してくる空調機から発生した音は、

機械室内で生じた空気中の音が壁体透過損失や隙間漏洩で伝わる空気伝搬音です。

ダクト内を伝搬して給排気口から放射される音は、

ファン騒音・風切り音・モータトーンなどがダクト内を伝わり、

末端で放射される空気伝搬音です。

選択肢3. ア:固体伝搬音  イ:空気伝搬音  ウ:固体伝搬音

誤りです。ダクト内を伝搬して給排気口から放射されるのは空気柱中の音であり、末端で空間へ放射される空気伝搬音です。

選択肢4. ア:空気伝搬音  イ:固体搬音  ウ:固体伝搬音

誤りです。全て間違っています。

 

選択肢5. ア:空気伝搬音  イ:固体搬音  ウ:空気伝搬音

誤りです。ダクト・管路の振動起因は固体伝搬音です。

隔壁・隙間等を透過してくる空調機から発生した音は、

空気伝搬音です。

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03

空調機械室から発生する騒音は、主に固体伝搬音と空気伝搬音に分けられます。固体伝搬音は、機器の振動がダクト、配管、床、壁などの固体を介して伝わり、別の場所で音として放射されるものです。一方、空気伝搬音は、空調機などから発生した音が空気中やダクト内部を伝わるものです。騒音が何を媒体として伝わっているかを判断することがポイントです。

選択肢1. ア:固体伝搬音  イ:固体搬音  ウ:空気伝搬音

不適切です。ダクト・管路系の振動に起因する音を固体伝搬音、ダクト内を伝わって給排気口から放射される音を空気伝搬音とする点は適切です。しかし、隔壁や隙間などを透過してくる空調機の発生音は、主として空気を媒体として伝わるため空気伝搬音に分類されます。機器の振動が壁や床などの構造体へ直接伝わり、それらから再び音が放射される場合に固体伝搬音となります。

選択肢2. ア:固体伝搬音  イ:空気伝搬音  ウ:空気伝搬音

適切です。ダクトや管路の振動に起因する音は、固体を介して振動が伝わるため固体伝搬音です。隔壁や隙間などを透過してくる空調機の発生音は、空気中を伝わるため空気伝搬音に分類されます。また、空調機から発生した音がダクト内部の空気を通じて伝わり、給気口や排気口から室内などへ放射される場合も空気伝搬音です。振動そのものが伝わるのか、空気中の音として伝わるのかで区別します。

選択肢3. ア:固体伝搬音  イ:空気伝搬音  ウ:固体伝搬音

不適切です。ダクト・管路系の振動による音を固体伝搬音、隔壁や隙間などを透過する音を空気伝搬音とする点は適切です。しかし、ダクト内を伝搬して給排気口から放射される音は固体伝搬音ではありません。この場合、音は主としてダクト内部の空気を媒体として伝わっています。そのため空気伝搬音に分類されます。ダクトという固体の設備を通っているように見えても、実際の伝搬媒体を確認することが重要です。

選択肢4. ア:空気伝搬音  イ:固体搬音  ウ:固体伝搬音

不適切です。ダクト・管路系そのものの振動に起因する音は、空気伝搬音ではなく固体伝搬音です。また、隔壁や隙間などを透過してくる空調機からの音は、空気を媒体として伝わるため空気伝搬音となります。さらに、ダクト内部を伝わって給排気口から放射される音も、ダクト内の空気を介して伝搬するので空気伝搬音です。機械設備の振動と、空気中を伝わる音を区別して考える必要があります。

選択肢5. ア:空気伝搬音  イ:固体搬音  ウ:空気伝搬音

不適切です。ダクト内を伝搬して給排気口から放射される音を空気伝搬音とする点は適切です。しかし、ダクト・管路系の振動に起因する音は、固体であるダクトや配管などを振動が伝わるため固体伝搬音となります。また、空調機から発生した音が隔壁や隙間などを通して伝わる場合は、主として空気を媒体とする空気伝搬音です。音源から受音点までの伝搬経路と媒体を確認すると分類しやすくなります。

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