建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第55回(令和7年度(2025年))
問46 (空気環境の調整 問1)
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第55回(令和7年度(2025年)) 問46(空気環境の調整 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
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貫流熱流 ――― W/(m2・K)
- 風圧 ――― Pa
- 音の強さ ――― W/m2
- 立体角 ――― sr
- 色温度 ――― K
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、建築環境や設備分野でよく使われる基本的な物理量と、その単位の対応を確認する問題です。単位は、量の意味を正確に理解するための土台になるもので、数値だけ覚えていても単位を取り違えると内容を誤って理解してしまいます。熱、圧力、音、光学に関する代表的な用語が並んでいるため、それぞれが何を表す量なのかを整理しながら判断することが大切です。
貫流熱流 ――― W/(m2・K)
不適切です。貫流熱流という表現に対応する単位として W/(m2・K) は誤りです。W/(m2・K) は、壁や窓などを通してどれだけ熱が伝わりやすいかを示す熱貫流率の単位です。一方、熱流そのものは、単位時間あたりに移動する熱量を表すので、通常は W が用いられます。つまり、この選択肢は「熱流」と「熱貫流率」を混同している点が誤りです。
適切です。風圧は、風が建物の壁面や屋根などに及ぼす圧力のことです。圧力は、単位面積あたりにどれだけの力が加わるかを表す量であり、SI単位では Pa(パスカル)を用います。1Pa は 1m2 あたりに 1N の力が作用する状態です。建築物の外装設計や耐風設計では、風圧を正しく理解することが重要であり、Pa はその標準的な単位です。
適切です。音の強さは、音波が単位面積を通過する単位時間あたりのエネルギー量を表す物理量です。そのため、単位は W/m2 となります。これは「どれくらいのエネルギーが音として伝わっているか」を示す量であり、音圧とは別の概念です。音響の分野では、音の大きさを感覚的に表すデシベルと混同しやすいですが、音の強さそのものの単位としては W/m2 が正しいです。
適切です。立体角は、ある点を中心として空間的にどの程度の広がりを持つかを表す量で、単位はステラジアンです。記号では sr と表されるのが一般的ですが、日本語ではステラジアンと説明されます。平面における角度がラジアンで表されるのに対し、立体角は空間的な広がりを示す角度であり、照明や放射に関する計算でも用いられます。したがって、立体角にステラジアンを対応させる考え方自体は正しいです。
適切です。色温度は、光の色味を絶対温度に対応させて表したもので、単位には K(ケルビン)を用います。数値が低いほど赤みのある暖かい光、高いほど青白い冷たい印象の光になります。実際の光源の温度そのものを示しているわけではありませんが、黒体放射の色と比較して定められるため、単位としては温度と同じケルビンが使われます。照明計画では非常に基本的な知識です。
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