建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問57 (空気環境の調整 問57)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問57(空気環境の調整 問57) (訂正依頼・報告はこちら)
- ( ア )湿球温度 ( イ )比エンタルピー ( ウ )比容積
- ( ア )湿球温度 ( イ )比容積 ( ウ )比エンタルピー
- ( ア )比エンタルピー ( イ )湿球温度 ( ウ )比容積
- ( ア )比エンタルピー ( イ )比容積 ( ウ )湿球温度
- ( ア )比容積 ( イ )湿球温度 ( ウ )比エンタルピー
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は(3)です。
これを解けるようになるには湿り空気線図を何度も見て覚えるのが唯一の方法な気がします。
が、一応ヒントとして図の縦軸には絶対湿度、横軸には乾球温度と書かれています。
アとイの線は絶対湿度が上がり乾球温度が下がる方を向いています。選択肢の中で絶対湿度を上げて乾球湿度を下げれば一定に保たれるのは比エンタルピーと湿球温度です。比容積も同じように考えることができます。
ただ、これだけではアとイのどちらかどっちなのかが特定できないので、やはり空気線図を何度も見て覚えるのが良いかなと思います。
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02
正解は、「(ア)比エンタルピー (イ)湿球温度 (ウ)比容積」です。
この問題は、空気線図から、各要素を読み取るものです。
空気線図は、乾球温度と絶対湿度を軸に、空気の熱的・湿的状態を表す図です。
状態点Aから矢印で示される方向は、
それぞれ特定の物理量が一定となる線に沿った方向です。
比エンタルピー一定線は、ほぼ斜め右上方向に伸びる線で、冷却・加熱過程でよく使われます。
湿球温度一定線は、比エンタルピー線に近いですが、やや異なる角度で示されます。
蒸発冷却や加湿過程で重要です。
比容積一定線は、ほぼ垂直に近い方向で、空気の密度変化を考える際に使います。
誤りです。湿球温度一定線は、比エンタルピー線に近い角度で右上方向に伸びますが、
図のアは比エンタルピー線に沿った方向であり、湿球温度線ではありません。
湿球温度線は蒸発冷却過程で重要で、比エンタルピー線とほぼ平行ですが
完全には一致しません。
誤りです。イは図で右上方向に近い線であり、比容積一定線ではありません。
比容積線はほぼ垂直方向で、ウに該当します。
比容積は空気の密度に関係し、圧力一定条件下で乾球温度が変わると変化します。
正しいです。アは右上方向で、比エンタルピー一定線に沿っています。
イはアに近い角度で、湿球温度一定線です。
ウはほぼ垂直方向で、比容積一定線に該当します。
誤りです。比容積線はウの方向です。また、湿球温度線はイの方向です。
誤りです。比容積線はウの方向です。また、比エンタルピーはアの方向です。
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