建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問79 (空気環境の調整 問79)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問79(空気環境の調整 問79) (訂正依頼・報告はこちら)

空気汚染物質とその濃度又は強さを表す単位との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
  • (空気汚染物質)アセトアルデヒド  (単位)μg/m3
  • (空気汚染物質)真菌        (単位)CFU/m3
  • (空気汚染物質)アスベスト     (単位)本/L
  • (空気汚染物質)ダニアレルゲン   (単位)Bq
  • (空気汚染物質)浮遊粉じん     (単位)mg/m3

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は(4)です。

ダニアレルゲンの濃度を表す単位はng/m3です。

Bqは放射能の強さを表す単位です。

他の選択肢に間違いはありません。

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02

正解は「ダニアレルゲン – Bq」です。

 

この問題は、空気汚染物質とその単位に関するものです。

空気汚染物質の濃度や強さを表す単位は、その物質の性質で決まります。

化学物質(VOCなど)は質量濃度(μg/m³)、微生物はコロニー形成単位(CFU/m³)、

繊維状物質(アスベスト)は本数(本/L)、粉じんは質量濃度(mg/m³)で表します。

ダニアレルゲンは通常、ELISA法などで測定し、

μg/g(ハウスダスト中の質量濃度)やng/m³(空気中濃度)で表します。

選択肢1. (空気汚染物質)アセトアルデヒド  (単位)μg/m3

正しいです。アセトアルデヒドは揮発性有機化合物(VOC)の一種で、

室内空気質の評価対象です。

濃度は質量濃度(μg/m³)で表します。

選択肢2. (空気汚染物質)真菌        (単位)CFU/m3

正しいです。真菌(カビ)は微生物であり、

空気中の濃度はコロニー形成単位(CFU/m³)で表します。

培養によって形成されるコロニー数を基準にする方法です。

選択肢3. (空気汚染物質)アスベスト     (単位)本/L

正しいです。アスベストは繊維状物質であり、濃度は本数(本/L)で表します。

これは、顕微鏡で繊維を計数する方法です。

選択肢4. (空気汚染物質)ダニアレルゲン   (単位)Bq

不適当です。Bq(ベクレル)は放射能の単位であり、

ダニアレルゲンの測定には、関係ありません。

ダニアレルゲンは、ハウスダスト中や空気中の濃度をμg/gやng/m³で表します。

選択肢5. (空気汚染物質)浮遊粉じん     (単位)mg/m3

正しいです。浮遊粉じんは、室内空気質の評価対象であり、

質量濃度(mg/m³)で表します。

 

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