建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問173 (ねずみ、昆虫等の防除 問173)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問173(ねずみ、昆虫等の防除 問173) (訂正依頼・報告はこちら)
- ねずみ類は、高圧変電器を避けることはなく、停電の原因となることがある。
- ドブネズミは、クマネズミに比べて運動能力に優れ、垂直な壁を登り屋内に侵入する。
- ドブネズミは、屋外の植え込みの巣穴や下水道内部に生息している。
- クマネズミは、ドブネズミより警戒心が強く、毒餌やトラップによる防除が難しい。
- ハツカネズミは、好奇心が旺盛で、トラップにかかりやすい。
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この過去問の解説 (2件)
01
最も不適当な記述は、「ドブネズミは、クマネズミに比べて運動能力に優れ、垂直な壁を登り屋内に侵入する」です。
この記述は正しいです。ねずみ類は電気設備にも侵入し、高圧変電器に触れてショートを引き起こし、停電の原因となる場合があります。
この記述は誤りです。ドブネズミは主に地上や地下に生息しており、垂直な壁を登る能力はあまりありません。垂直な壁を登る能力に優れているのは、クマネズミです。
この記述は正しいです。ドブネズミは湿った場所や地下に巣を作ることが多く、下水道や植え込みなどを主な生息地としています。
この記述は正しいです。クマネズミは非常に警戒心が強く、トラップや毒餌に引っかかりにくいため、防除が難しいとされています。
この記述は正しいです。ハツカネズミは好奇心が強く、トラップに対する警戒心が低いため、捕獲しやすい特徴があります。
ドブネズミが垂直な壁を登るという記述は誤りです。垂直な壁を登る能力に優れるのはクマネズミで、ドブネズミは地上や地下を主な活動範囲としています。他の選択肢は、それぞれねずみの生態に関する正確な記述です。
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02
本問は、建築物内外で問題となる代表的なねずみ(ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ)の生態差を理解しているかを問う問題です。具体的には、行動範囲(屋外・下水道・屋内)、運動能力(登はん性や跳躍性)、警戒心の強さ(防除の難易度)、設備被害(停電など)といった実務に直結する特徴について、誤った記述を判定します。
適切です。ねずみ類は配電盤や変電設備などの電気設備に侵入し、配線をかじることで短絡(ショート)や漏電を引き起こし、結果として停電や火災の原因になることがあります。高圧変電器のような設備でも、「危険だから本能的に避ける」とは限らず、隙間があれば侵入してしまうことがあるため、ねずみ対策が不十分だと設備障害につながります。したがって記述は適切です。
不適切です。屋内へ侵入する際に、垂直面を登ったり高所を移動したりする能力に優れるのは、一般にドブネズミよりもクマネズミです。クマネズミは天井裏や配管・配線に沿って移動しやすく、壁面やパイプを利用して上階へ到達するなど、いわゆる「登はん性(よじ登る能力)」が高い傾向があります。
一方、ドブネズミは地表や床下、下水道など地面に近い場所を主な生活圏とし、泳ぎが得意である反面、クマネズミほど高所を自在に移動するタイプではありません。よって、「ドブネズミがクマネズミより運動能力に優れ、垂直な壁を登って侵入する」という比較が逆であり、不適当です。
適切です。ドブネズミは水場に適応した性質が強く、屋外の植え込みや地中の巣穴、建物周辺の排水系統、下水道などに生息しやすいねずみです。下水道内部を移動して建物へ侵入するケースも多く、飲食施設やビルの地下部で問題になりやすい代表種です。したがって記述は適切です。
適切です。クマネズミは、ドブネズミに比べて警戒心が強いとされ、餌やトラップに対して慎重に行動する傾向があります。そのため、毒餌(殺そ剤)や粘着トラップを設置しても、すぐには近づかず、学習して回避行動を取ることがあります。
この性質により、クマネズミの防除では、設置場所の工夫、餌の慣らし(プレベイティング)、侵入口の封鎖、高所の導線遮断などを組み合わせた総合的対策が重要になります。よって記述は適切です。
適切です。ハツカネズミは体が小さく行動範囲も比較的狭い一方で、新しい物への反応が比較的強く、好奇心からトラップに接触しやすい傾向があります。もちろん環境や個体差はありますが、一般的な生態の整理としては、クマネズミほどの強い警戒心が問題になりにくく、トラップで捕獲されやすいと説明されます。したがって記述は適切です。
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