建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問25 (建築物の環境衛生 問25)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問25(建築物の環境衛生 問25) (訂正依頼・報告はこちら)
- 日本人(30歳代)の平均的基礎代謝量は、男子が女子よりも大きい。
- 日本人の基礎代謝は、冬が低く夏は高い。
- 着衣の保温性を表す量として、クロ値(clo)がある。
- 蒸発は、水分が皮膚より気化するときに潜熱で皮膚表面の熱を奪う現象である。
- 不感蒸泄(せつ)により、皮膚表面から常に水分が蒸散している。
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この過去問の解説 (2件)
01
不適切なものは「日本人の基礎代謝は、冬が低く夏は高い。」です。
この記述は正しいです。基礎代謝量は筋肉量に比例するため、一般的に筋肉量が多い男子の基礎代謝量は女子よりも大きくなります。
この記述は不適切です。基礎代謝は体温維持に関係するため、寒い冬に高くなり、暖かい夏に低くなる傾向があります。季節に応じた体温調節機能に基づいているため、この記述は誤りです。
この記述は正しいです。クロ値は衣服の保温性能を示す指標で、値が大きいほど保温性が高いことを表します。1クロは、快適な室温を保つために必要な衣服量を基準としています。
この記述は正しいです。蒸発は熱を奪うことで体温調節を助ける重要な役割を果たします。特に汗が蒸発するときに多くの熱を奪うため、暑い環境では蒸発が体温調節に大きく寄与します。
この記述は正しいです。不感蒸泄とは、汗をかかなくても皮膚や呼吸を通じて自然に水分が蒸発する現象のことを指します。この現象は体温維持に関与しています。
「日本人の基礎代謝は、冬が低く夏は高い。」が不適切です。基礎代謝は寒い季節に高くなり、体温を維持するためにエネルギーを多く消費します。他の選択肢は正しい内容を示しています。
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02
ヒトが体温を一定に保つために行っている「熱の出入り(熱収支)」についての問題です。
基礎代謝の変化や、汗以外で水分が逃げていく仕組みを正しく理解しましょう。
【解説】この記述は正しいです。
基礎代謝量は、生命を維持するために最低限必要なエネルギーのことです。
一般的に筋肉量が多いほど大きくなるため、体格や筋肉量の差から、同じ年代であれば男子の方が女子よりも大きくなります。
【解説】正解です。この記述は誤りです。
日本人の基礎代謝は、夏に低く、冬に高くなるのが一般的です。
寒い冬は、体温を一定に保つためにエネルギーをたくさん使って熱を作る必要があるからです。
逆に夏は、周りが暑いため熱を作る必要が少なくなり、基礎代謝は下がります。
【解説】この記述は正しいです。
服の暖かさ(保温性)を表す単位を「クロ値」と言います。
何も着ていない状態を0クロ、日常生活で服を着ている状態を1クロとして、どれくらい熱を逃がしにくいかを数値で表します。
【解説】この記述は正しいです。
打ち水と同じ仕組みです。
皮膚についた水分が空気中に蒸発するとき、周りの熱を奪っていきます。
この時奪われる熱のことを「潜熱(せんねつ)」と呼び、これによって体温を下げることができます。
【解説】この記述は正しいです。
私たちは、汗をかいている自覚がなくても、皮膚や呼吸から常に少しずつ水分が逃げています。
これを不感蒸泄(ふかんじょうせつ)と言います。
この「目に見えない蒸発」によっても、体からは常に熱が逃げています。
基礎代謝の季節変化は「冬に高く、夏に低い」という点をしっかり覚えましょう。
体温計と同じで、外が寒いときはエアコン(代謝)を強くし、外が暑いときはエアコンを弱める、というイメージを持つと分かりやすくなります。
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