建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問36 (建築物の環境衛生 問36)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問36(建築物の環境衛生 問36) (訂正依頼・報告はこちら)

放射線の健康影響のうち、晩発影響として最も不適当なものは次のどれか。
  • 白血病
  • 胎児の障害
  • 白内障
  • 脱毛
  • 甲状腺癌(がん)

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この過去問の解説 (2件)

01

不適切な記述は「脱毛」です。

選択肢1. 白血病

この記述は正しいです。
放射線の晩発影響として、白血病はよく知られています。放射線被ばくによって、血液細胞を作る骨髄が影響を受け、数年後に白血病が発症する場合があります。

選択肢2. 胎児の障害

この記述は正しいです。
放射線被ばくによる胎児への影響は、発生時期に応じて異なりますが、特に妊娠初期の被ばくでは奇形や発育障害などが晩発影響として現れることがあります。

選択肢3. 白内障

この記述は正しいです。
放射線被ばくは目の水晶体に影響を与え、長期間経過した後に白内障が発症することがあります。

選択肢4. 脱毛

この記述は不適切です。
脱毛は、放射線被ばくの急性影響として知られています。高線量の被ばく後、比較的短期間で起こるため、晩発影響とはいえません。

選択肢5. 甲状腺癌(がん)

この記述は正しいです。
放射線被ばくにより、特に子どもが被ばくした場合、甲状腺に影響が出て甲状腺がんが発症することがあります。

まとめ

脱毛は急性影響であり、晩発影響には含まれません。他の選択肢は放射線の晩発影響を適切に説明しています。

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02

放射線被曝によって現れる健康障害のうち、被曝から数ヶ月から数年、あるいは数十年経ってから現れる「晩発影響」と、数日〜数週間で現れる「急性影響」の違いを正しく理解しているかを問うています。

選択肢1. 白血病

【解説】この記述は正しいです。

白血病は放射線被曝による代表的な晩発影響の一つです。

被曝から数年程度の潜伏期間を経て発症することが知られています。

選択肢2. 胎児の障害

【解説】この記述は正しいです。

妊娠中に被曝した場合、胎児に奇形や知的障害などが現れることがあります。

これらは出産後に判明する影響であるため、晩発影響に分類されます。

選択肢3. 白内障

【解説】この記述は正しいです。

白内障は、放射線によって目の水晶体が濁る障害です。

被曝直後ではなく、数年以上の長い時間をかけて症状が現れるため、晩発影響とされます。

選択肢4. 脱毛

【解説】正解です。この記述は誤りです。

脱毛は、被曝してから数日〜数週間以内に現れる「急性影響」です。

一度に大量の放射線を浴びた際に、細胞分裂が盛んな毛根の細胞がダメージを受けることで起こります。

選択肢5. 甲状腺癌(がん)

【解説】この記述は正しいです。

甲状腺癌は、放射線(特に放射性ヨウ素)の曝露から数年〜数十年後に発症するリスクが高まる晩発影響です。

特に若少期に被曝した場合にリスクが高いとされています。

まとめ

放射線の影響は、現れる時期によって「急性(脱毛、下痢、造血機能障害など)」と「晩発(癌、白内障、胎児への影響など)」に分けられます。

脱毛は目に見えてすぐに現れる変化であるため、急性影響の代表例として覚えておきましょう。

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