建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問37 (建築物の環境衛生 問37)
問題文
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問37(建築物の環境衛生 問37) (訂正依頼・報告はこちら)
- 赤外線は、電離作用を持っている。
- 電磁波は、波長の長短により性質が大きく異なる。
- 磁場の単位は、T(テスラ)又はG(ガウス)である。
- 家庭用電化製品、送電線等から発生する電磁場は変動磁場である。
- 冬場には、静電場が生じやすい。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
不適切な記述は「赤外線は、電離作用を持っている」です。
この記述は不適切です。
赤外線は波長が長いため、電離作用を持っていません。電離作用は、紫外線やX線、ガンマ線のような波長が短い電磁波によって引き起こされます。赤外線は熱エネルギーを伝える役割が主であり、物質の電離には影響を与えません。
この記述は正しいです。
電磁波は、波長が短いほどエネルギーが高くなり、X線や紫外線のように電離作用を持つ場合があります。一方で、波長が長いもの(例:ラジオ波)はエネルギーが低く、主に通信などに利用されます。
この記述は正しいです。
磁場の強さは、国際単位系(SI)ではテスラ(T)が使用されますが、一部ではガウス(G)も用いられます。1テスラは10,000ガウスに相当します。
この記述は正しいです。
家庭用電化製品や送電線から発生する電磁場は、交流電流によるもので、時間とともに変化する変動磁場です。
この記述は正しいです。
冬場は湿度が低いため、静電気がたまりやすくなり、静電場が発生しやすくなります。
赤外線には電離作用はないため、この記述が不適切です。他の選択肢は電磁波や電場・磁場の性質について正確に説明しています。
参考になった数17
この解説の修正を提案する
02
電場や磁場の性質、および電磁波の波長による分類と人体への作用(電離作用の有無)について、正しい知識を理解しているかを問うています。
ビル管理の現場においても、電気設備や通信設備、さらには静電気対策などに関わる基礎的な物理知識です。
【解説】正解です。この記述は誤りです。
赤外線はエネルギーが比較的低く、物質の原子から電子を弾き飛ばす「電離作用」を持っていません。
電離作用を持つのは、電磁波の中でもエネルギーが非常に強いX線やガンマ線、および一部の紫外線(極端紫外線)に限られます。
【解説】この記述は正しいです。
電磁波は、波長が長い順に電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線と分類されます。
波長によって、物に当たった時の反射のしやすさや、人体への浸透度などの性質が大きく変わります。
【解説】この記述は正しいです。
磁場の強さ(磁束密度)を表す国際単位系(SI)はT(テスラ)です。
かつて使われていたG(ガウス)という単位も、現在でも併記されたり慣用的に使われたりすることがあります。
【解説】この記述は正しいです。
送電線や家庭用電化製品に使用される交流電気からは、時間の経過とともに向きと強さが変化する「変動磁場」が発生します。
これに対し、永久磁石のように常に一定の磁場は静磁場と呼ばれます。
【解説】この記述は正しいです。
冬場は空気が乾燥しており、物質の表面に電荷が溜まりやすいため、動きのない「静電場(静電気による電場)」が生じやすくなります。
これは精密機器の誤作動や火災の原因になるため、ビル管理上の注意点となります。
電磁波はエネルギーの強さによって「電離放射線」と「非電離放射線」に分けられます。
赤外線や可視光線、電波などは「非電離放射線」であり、物質を電離させる力はないという点が、健康影響を考える上での重要な境界線となります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問36)へ
第49回(令和元年度(2019年)) 問題一覧
次の問題(問38)へ