建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問42 (建築物の環境衛生 問42)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問42(建築物の環境衛生 問42) (訂正依頼・報告はこちら)
- ネズミの駆除
- 手洗いの徹底
- N95マスクの着用
- 水と空気の浄化
- ワクチンの接種
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この過去問の解説 (2件)
01
感染経路対策として最も不適当なのは「ワクチンの接種」です。
この記述は適切です。ネズミは病原体を媒介する可能性があり、感染症の感染経路を断つために駆除することは有効な対策です。
この記述は適切です。手洗いを徹底することで、手指を介した接触感染を防ぐことができます。接触感染は多くの感染症で重要な感染経路の一つです。
この記述は適切です。N95マスクは空気感染や飛沫感染を防ぐ効果が高く、感染経路を遮断する手段として有効です。
この記述は適切です。飲料水や空気の浄化は、水を介した感染や空気中の病原体による感染を防ぐための重要な感染経路対策です。
この記述は誤りです。ワクチン接種は、個人の免疫力を高める予防策であり、感染経路を遮断するものではありません。感染経路対策ではなく、宿主(ヒト)の免疫を強化する対策に分類されます。
感染症対策には「感染源対策」「感染経路対策」「宿主対策」の3つがあります。この中で、感染経路を断つ対策として適切でないのは「ワクチンの接種」です。ワクチンは感染症の発症を防ぐ手段ですが、感染経路そのものを遮断するものではないため、感染経路対策としては適当ではありません。
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02
感染症予防の3原則である「感染源対策」「感染経路対策」「感受性対策」の違いを正しく理解しているかを問うています。
ビル管理においては、清掃、空気環境管理、ねずみ・昆虫の防除など、その業務の多くが「感染経路対策」に該当します。
【解説】この記述は正しいです。
ネズミは様々な病原体を運ぶ「媒介者(ベクター)」です。
これを駆除することは、病原体が人へ届くルートを遮断することになるため、感染経路対策の代表例です。
【解説】この記述は正しいです。
手洗いは、手指に付着した病原体が口や鼻から体内に入るのを防ぐ、最も基本的かつ効果的な感染経路対策です。
【解説】この記述は正しいです。
マスクの着用は、飛沫や空気中の微粒子(病原体)を吸い込むのを防ぐための対策です。
病原体が移動するルート(空気)から人を守るため、感染経路対策に分類されます。
【解説】この記述は正しいです。
水や空気を浄化・消毒することは、環境中に存在する病原体を死滅させたり除去したりすることであり、人への到達を防ぐ感染経路対策です。
【解説】正解です。この記述は誤りです。
ワクチンの接種は、人の体に抵抗力(免疫)をつけることで感染や重症化を防ぐ「感受性対策」に分類されます。
病原体が体に入るまでのルートを遮断するものではないため、感染経路対策には該当しません。
感染源対策: 消毒、検疫、隔離など(大元を叩く)
感染経路対策: 手洗い、換気、ネズミ駆除、マスク(ルートを遮る)
感受性対策: 予防接種、十分な栄養、睡眠(人の防御力を上げる)
この3つの分類は、ビル管理試験の感染症分野で非常によく出題されます。
「ワクチン=体の中の話=感受性対策」と整理しておきましょう。
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