建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問55 (空気環境の調整 問55)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問55(空気環境の調整 問55) (訂正依頼・報告はこちら)

ある室において、在室者数6人、在室者1人当たりのCO2発生量0.022m3/h、室内CO2許容値1,000ppm、外気CO2濃度400ppmのとき、必要換気量[m3/h]として最も近いものは次のうちどれか。ただし、室内は、定常状態で完全混合(瞬時一様拡散)とする。
  • 40m3/h
  • 120m3/h
  • 180m3/h
  • 220m3/h
  • 330m3/h

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この過去問の解説 (2件)

01

正しい選択肢は220m3/hです。

理由は、定常・完全混合の条件では必要換気量Q=発生量G÷(室内許容濃度Ci−外気濃度Co)で求められ、与えられた値を入れるとQ=220m3/hになるためです。

選択肢4. 220m3/h

Ci=0.0004+0.132/220=0.00101000ppm)。ちょうど許容値に一致します。よって220m3/hが必要換気量です。

まとめ

ポイントは、定常・完全混合ならQ=G/(Ci−Co)が使えることです。

今回の値は、在室者数6人、1人当たりのCO2発生量0.022m3/hなのでG=0.132m3/h、許容濃度Ci=1000ppm=0.001、外気濃度Co=400ppm=0.0004

したがってQ=0.132÷0.0006=220m3/hです。

単位はm3/hでそろえ、ppmは体積比(無次元)に直して計算することを忘れないようにしましょう。

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02

室内の二酸化炭素(CO2)濃度を一定(許容値)以下に保つために必要な換気量を計算する能力を問うています。

「定常状態における必要換気量の算出公式」を正しく適用できるかがポイントです。

選択肢1. 40m3/h

【解説】この記述は誤りです。

1人当たりの必要換気量(220 / 6 = 36.6...)に近い数値ですが、本問は「室全体の換気量」を問うているため不適当です。

選択肢2. 120m3/h

【解説】この記述は誤りです。

計算過程で発生量の合計(0.132)を正しく算出できていない、あるいは濃度差の計算ミスと考えられます。

 

選択肢3. 180m3/h

【解説】この記述は誤りです。

外気濃度を考慮せず、分母を1,000ppm(0.001)として計算した場合(0.132 / 0.001 = 132)などに近い数値ですが、正解ではありません。

 

選択肢4. 220m3/h

【解説】正解です。この記述は正しいです。

公式に基づき、室全体のCO2発生量を濃度差(600ppm = 0.0006)で除すと、正確に220m3/hとなります。 

 

選択肢5. 330m3/h

【解説】この記述は誤りです。

計算結果である220m3/hとは異なります。

まとめ

必要換気量の計算では、以下の2点に注意しましょう。

単位の変換: ppm(100万分の1)を小数(0.001など)に直して計算する。

人数の掛け忘れ: 1人当たりの発生量に「在室者数」を掛けて、室全体の発生量を出す。

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