建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問113 (給水及び排水の管理 問113)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問113(給水及び排水の管理 問113) (訂正依頼・報告はこちら)
- 水の使用量が極端に減少する期間がある建築物では、受水槽の水位を通常使用時と少量使用時で切り替える方法を取る。
- 流入管からの吐水による水面の波立ち防止策として、防波板を設置する。
- 受水槽を独立した室に設置する場合は、出入口に施錠するなどの措置を講ずる。
- 受水槽の上部には、他設備の機器や配管が設置されないようにする。
- 受水槽の流入口と流出口の位置は、滞留時間を短くするため近接させる。
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この過去問の解説 (2件)
01
不適当なのは「受水槽の流入口と流出口の位置は、滞留時間を短くするため近接させる。」です。
正しいです。
長期間水が使用されないと水が滞留し、水質が悪化する可能性があります。そのため、受水槽の水位を調整することで適切な水の循環を維持する方法が取られます。
正しいです。
受水槽内で水の流れが激しくなると、沈殿した異物が舞い上がり、水質が悪化する可能性があります。そのため、防波板を設置し、水面の波立ちを抑えることが推奨されています。
正しいです。
受水槽の水質を守るため、外部からの異物混入や不正使用を防ぐ必要があります。そのため、施錠などの管理が求められます。
正しいです。
受水槽の上に配管や機器を設置すると、万が一の漏水や破損によって水が汚染されるリスクがあるため、避けるべきです。
誤りです。
流入口と流出口を近づけると、水が十分に循環せずに一部の水が滞留し、水質が悪化する可能性があります。そのため、受水槽内の水が均等に入れ替わるように、流入口と流出口はできるだけ離して設置することが望ましいです。
流入口と流出口を近づけると水の流れが偏り、水質が悪化するおそれがあるため、不適当です。
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02
受水槽は、建築物内で使用する水を一時的に貯留する設備であり、水質の維持と衛生管理が極めて重要です。そのため、設置方法や構造には、水の滞留防止、外部からの汚染防止、点検のしやすさなど、複数の観点から配慮が求められます。特に、長時間水がとどまると残留塩素の低下や水質悪化の原因となるため、水の流れを適切に保つことが大切です。本問は、受水槽の衛生的な維持管理に関する基本的な考え方を問う問題です。
適切です。受水槽では、水の使用量に対して槽の容量が大きすぎると、水の入れ替わりが悪くなり、長時間滞留した水が生じやすくなります。学校や保養施設のように、時期によって使用量が大きく変わる建築物では、水位を切り替えて有効容量を調整する方法が有効です。これにより、水の滞留時間を短くし、残留塩素の低下や異臭味の発生などを防ぎやすくなります。衛生管理上、合理的な方法といえます。
適切です。流入する水が強い勢いで受水槽内に入ると、水面が大きく波立ち、槽内の水が不必要にかき回されることがあります。その結果、沈んでいた微細な汚れが再び浮遊したり、槽内壁面への影響が生じたりするおそれがあります。防波板を設けることで、水の勢いをやわらげ、槽内を落ち着いた状態に保ちやすくなります。受水槽内の安定した水流を確保し、衛生的な状態を保つために有効な措置です。
適切です。受水槽は飲料水を貯める重要な設備であるため、第三者が無断で立ち入れる状態にしておくことは望ましくありません。異物や汚染物質の混入、いたずら、破損行為などが発生すると、建築物全体の給水に重大な影響を及ぼす可能性があります。そのため、受水槽室を独立して設ける場合には、出入口を施錠し、関係者以外が容易に立ち入れないようにすることが必要です。これは安全面と衛生面の両方から重要な管理措置です。
適切です。受水槽の上部に他の設備機器や配管を設置すると、漏水や結露、保守作業時の汚れの落下などによって、槽内の水が汚染される危険が高まります。特に排水管や空調設備の配管が近接していると、万一の漏れや破損が受水槽の衛生に直接影響します。また、点検や清掃の作業性も悪くなります。受水槽は清潔に保つことが前提の設備であり、上部空間を他用途に使わないことは、衛生管理上きわめて大切です。
不適切です。流入口と流出口を近づけてしまうと、流入した水がそのまま短絡して流出しやすくなり、槽内の一部の水だけが入れ替わる状態になりがちです。その結果、反対側や隅の部分に古い水が残り、かえって滞留時間が長くなるおそれがあります。受水槽では、槽内全体に水が行き渡るように流入口と流出口をできるだけ離して配置し、全体の水が均等に更新されるようにすることが重要です。この記述は、滞留防止の考え方と逆になっています。
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