建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問114 (給水及び排水の管理 問114)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問114(給水及び排水の管理 問114) (訂正依頼・報告はこちら)
- 受水槽の有効容量は、一般に1日最大使用水量の1/2程度である。
- 給水管と排水管が水平に並行して埋設される場合は、一般に両配管の水平間隔を300mm以内とする。
- 高層ホテルにおいてゾーニングする場合の圧力の上限値は、一般に0.3MPaである。
- 給水配管内の適正流速は、一般に0.9〜1.2m/sである。
- 高置水槽の有効容量は、一般に1日最大使用水量の1/10程度である。
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この過去問の解説 (2件)
01
不適当なのは「給水管と排水管が水平に並行して埋設される場合は、一般に両配管の水平間隔を300mm以内とする。」です。
正しいです。
受水槽は、建物で使用する水の安定供給を目的として設置されます。そのため、1日最大使用水量の約半分を貯める容量が確保されることが一般的です。
誤りです。
給水管と排水管が近すぎると、万が一排水管に破損や漏れが生じた場合、給水管に汚水が混入する危険があります。そのため、通常は300mm以上の間隔を確保することが求められます。
正しいです。
高層建築物では、給水圧力が高すぎると水道設備に負担がかかるため、ゾーニング(圧力を分割する設計)が必要です。一般的に、0.3MPaを超えない範囲で各ゾーンを区切ります。
正しいです。
給水配管の流速が速すぎると騒音や摩耗の原因になり、遅すぎると水の滞留による水質劣化が起こる可能性があります。そのため、0.9〜1.2m/s程度の流速が適切とされています。
正しいです。
高置水槽は短時間の水供給を確保する目的で設置され、1日最大使用水量の約1/10を貯める設計が一般的です。
給水管と排水管の水平間隔が300mm以内とする記述は誤りです。実際には、汚染リスクを防ぐために300mm以上の間隔を確保することが求められます。
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02
この問題は、給水設備の計画や配管施工でよく使われる代表的な数値を正しく理解しているかを問うものです。受水槽や高置水槽の容量、配管内の流速、建物のゾーニング時の圧力設定は、衛生性、安全性、使いやすさを確保するための基本事項です。特に給水管と排水管を地中で並行埋設する場合の離隔は、飲料水の汚染防止に直結するため、数値を正確に覚えておくことが大切です。
適切です。受水槽は、水道本管から受けた水をいったん貯留し、建物内へ安定して給水するための設備です。一般的な計画では、断水や使用量の変動に対応しやすいよう、1日最大使用水量の1/2程度を目安に有効容量を設定します。容量が小さすぎると使用量のピークに対応しにくくなり、大きすぎると滞留時間が長くなって水質低下の原因にもなるため、適度な容量設定が重要です。
不適切です。給水管と排水管を地中で並行して埋設する場合は、万一排水管から漏えいが起きても飲料水系統が汚染されないよう、十分な離隔を確保する必要があります。公共建築工事標準仕様書では、原則として両配管の水平実間隔を500mm以上とし、さらに給水管を排水管の上方に埋設するとされています。300mm以内という記述は、必要な衛生上の安全距離として不足しています。
適切です。給水配管の流速は、遅すぎると管内の滞留が増え、速すぎると摩擦損失や流水音、ウォータハンマなどの原因になります。そのため、設計では水圧損失と使用感のバランスを見ながら適正流速を定めます。0.9〜1.2m/s程度は、過大な圧力損失や騒音を避けつつ、実用上も安定した給水がしやすい代表的な範囲として理解しておくとよいです。
適切です。高置水槽は、受水槽から揚水された水を高所にため、重力を利用して建物内へ給水する設備です。一般的な計画では、1日最大使用水量の1/10程度を目安とすることが多く、これは短時間の使用変動を吸収しつつ、過大な滞留を避けるためです。高置水槽は受水槽ほど大きな貯留を担う設備ではなく、主として配水の安定化を目的とする点を押さえておくと理解しやすいです。
適切です。高置水槽は、受水槽から揚水された水を高所にため、重力を利用して建物内へ給水する設備です。一般的な計画では、1日最大使用水量の1/10程度を目安とすることが多く、これは短時間の使用変動を吸収しつつ、過大な滞留を避けるためです。高置水槽は受水槽ほど大きな貯留を担う設備ではなく、主として配水の安定化を目的とする点を押さえておくと理解しやすいです。
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