建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問155 (清掃 問155)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問155(清掃 問155) (訂正依頼・報告はこちら)
- 汚れが激しい箇所を洗剤で洗浄し、床維持剤を塗布する。
- 樹脂床維持剤の皮膜を除去するには、酸性の剥離剤で皮膜を溶解させる。
- ドライメンテナンス法に比べ、部分補修がしにくい。
- シールされた木質床は、水性フロアポリッシュを使用できるが、水の使用を最小限にして管理する必要がある。
- ドライメンテナンス法に比べ、使用する資機材の種類が多い。
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この過去問の解説 (2件)
01
ウェットメンテナンスは、水や洗剤を使って床を清掃し、ワックスなどの床維持剤を塗布する方法です。汚れが落ちやすく、床の見た目を維持しやすい利点がありますが、水の使いすぎによる床材の劣化や、乾燥時間の確保が必要です。それぞれの選択肢を見ていきます。
この記述は適切です。ウェットメンテナンスでは、水や洗剤を使って床の汚れを落とし、清潔な状態にした後にワックスなどの床維持剤を塗布します。汚れを十分に落とさずにワックスを塗ると、汚れが閉じ込められてしまうため、しっかりと洗浄することが重要です。
この記述は不適切です。樹脂系の床維持剤(ワックス)の剥離には、通常 アルカリ性 の剥離剤が使われます。酸性の剥離剤ではワックスの皮膜を溶かす効果は低く、むしろ酸性の薬剤は一部の床材を傷める可能性があります。
この記述は適切です。ウェットメンテナンスでは、広い範囲を一度に清掃・ワックス塗布することが多いため、特定の部分だけ補修するのが難しいことがあります。一方、ドライメンテナンスでは、汚れた部分だけを磨いて光沢を回復させる方法があるため、部分補修がしやすいです。
この記述は適切です。シール(表面がコーティングされた)された木質床は、水性のフロアポリッシュを使うことができますが、水を過剰に使うと膨張や変形の原因になります。そのため、できるだけ水を少なくし、適切なメンテナンスを行う必要があります。
この記述は適切です。ウェットメンテナンスでは、洗剤・モップ・水を回収する機械・ワックス塗布用具など、さまざまな資機材が必要になります。一方、ドライメンテナンスはポリッシャーやバフ用パッドが主に使用され、資機材の種類は少なくなります。
ウェットメンテナンスは、水や洗剤を使うため汚れが落ちやすく、清潔な状態を維持しやすいですが、水の管理や乾燥時間に注意が必要です。ワックスの剥離には アルカリ性 の剥離剤を使用するため、この点を正しく理解しておくことが大切です。また、部分補修のしやすさや資機材の違いにも注目し、適切な清掃方法を選ぶことが求められます。
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02
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。ウェットメンテナンスでは、床面に塗布された樹脂床維持剤(フロアポリッシュ)の皮膜を定期的に除去し、塗り直す作業が必要です。その際に使用する剥離剤の性質(酸性かアルカリ性か)は試験頻出の知識です。
正しいです。
ウェットメンテナンスの基本的な手順は、洗剤で床面の汚れを落とした後、床維持剤(フロアポリッシュ)を塗布して保護・光沢回復を行うことです。
誤りです。
樹脂床維持剤の皮膜を溶解・除去する剥離剤はアルカリ性(強アルカリ性)です。樹脂成分はアルカリに溶けやすい性質があるため、アルカリ性の剥離剤を使用します。酸性の剥離剤を使用するとの記述は誤りです。
正しいです。
ウェットメンテナンスでは、床全面にポリッシュを塗布して皮膜を形成するため、傷や汚れが生じた際の部分補修が難しく、全面剥離・再塗布が必要になることがあります。ドライメンテナンスの方が部分的なバフがけによる補修が容易です。
正しいです。
木質床材はシールにより水の浸透をある程度防いでいますが、木材は水分に弱く膨張・変色・腐朽の原因となるため、水の使用量は最小限にとどめる必要があります。
正しいです。
ウェットメンテナンスでは、剥離剤・洗剤・リンス剤・床維持剤など複数の薬剤と、それに対応する機器が必要です。水を使わないドライメンテナンスと比べて、使用する資機材の種類が多くなります。
剥離剤の性質は頻出知識です。「樹脂床維持剤の除去にはアルカリ性剥離剤を使用する」と覚えましょう。
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