建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第51回(令和3年度(2021年))
問140 (清掃 問141)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第51回(令和3年度(2021年)) 問140(清掃 問141) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物清掃において一般的に行う日常清掃として、最も不適当なものはどれか。
  • ドアノブなどの金属類の除じん
  • エスカレーターのランディングプレートの除じん
  • 駐車場の除じん
  • 玄関ホールのフロアマットの除じん
  • 事務室窓台の除じん

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は「事務室窓台の除じん」です。 

この問題は、建築物の清掃業務における「日常清掃」の範囲と適切性に関するものです。

日常清掃とは、建物の衛生環境を維持するために、

毎日または定期的に行われる基本的な清掃作業であり、

主に人の手が触れる場所や利用頻度の高い箇所が対象となります。

清掃業務の分類は、作業効率や衛生管理の観点から重要であり、

清掃対象の適切な判断と計画的な管理が求められます。

選択肢1. ドアノブなどの金属類の除じん

正しいです。ドアノブは、人の手が頻繁に触れる高接触部位であり、

衛生管理上極めて重要な清掃対象です。

金属類は指紋や皮脂汚れが付きやすく、

感染症予防の観点からも日常的な除じん・消毒が必要です。

選択肢2. エスカレーターのランディングプレートの除じん

正しいです。ランディングプレートは、人の乗降時に踏まれる部分であり、

汚れやほこりが溜まりやすい場所です。

安全性と美観の維持のため、日常的な除じんが必要です。

特に商業施設や駅などでは、清掃頻度が高いです。

選択肢3. 駐車場の除じん

正しいです。駐車場は屋外であることが多いですが、

屋内駐車場や地下駐車場では、ほこりや排気ガスによる汚れが蓄積しやすいため、

日常清掃の対象です。

特に人の通行がある場合は、衛生管理上も重要です。

選択肢4. 玄関ホールのフロアマットの除じん

正しいです。フロアマットは、屋外からの土砂やほこりを、

室内に持ち込まないための重要な防塵設備です。

毎日多くの人が踏むため、日常の除じんや清掃が必要です。

衛生管理と美観維持の観点からも、重要です。

選択肢5. 事務室窓台の除じん

不適当です。窓台は、人の接触頻度が低く、汚れの蓄積も緩やかなため、

定期清掃の対象です。日常清掃では、床面や高接触部位が優先されるため、

窓台の除じんは頻度は低いです。

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