建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第51回(令和3年度(2021年))
問176 (ねずみ、昆虫等の防除 問177)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第51回(令和3年度(2021年)) 問176(ねずみ、昆虫等の防除 問177) (訂正依頼・報告はこちら)
- 隙間や割れ目等の細かな部分に粉剤を処理する場合には、電動散粉機を使用する。
- 噴霧器のノズルから噴射される薬液の噴射パターンの一つとして、扇型がある。
- ミスト機は、汚水槽の蚊やチョウバエの防除に使用される。
- 液化炭酸ガス製剤には、有機溶媒や水は使用されていない。
- 粘着式殺虫機は、昆虫の死骸が周囲に落ちることが少ない。
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は、「隙間や割れ目等の細かな部分に粉剤を処理する場合には、電動散粉機を使用する。」です。
この問題は、建築物におけるねずみ・昆虫等の防除に使用される、
機器類や薬剤の特性と適用方法に関するものです。
防除作業は、衛生環境の維持や感染症の予防に直結する重要な管理業務であり、
使用する機器や薬剤の選定と運用方法には専門的な理解が求められます。
不適当です。電動散粉機は、広範囲に均一に粉剤を散布するための機器であり、
風圧や噴射量が大きいため、狭い隙間や割れ目への精密な処理には適していません。
局所処理には、手動式の散粉器やノズル付きブロワー型の機器が使用されます。
正しいです。噴霧器のノズルには、円錐型、直線型、扇型など複数の噴射パターンがあり、
用途に応じて選択されます。扇型は、広がりのある面への均一な散布に適しており、
壁面や床面の処理に使用されることが多いです。
正しいです。ミスト機は、微細な粒子状の薬剤を空間に拡散させる装置であり、
汚水槽や排水槽などの閉鎖空間で発生する蚊やチョウバエの防除に適しています。
薬剤が隅々まで行き渡るため、衛生害虫の繁殖抑制に有効です。
正しいです。液化炭酸ガス製剤は、炭酸ガスを推進剤として使用する製剤であり、
有機溶媒や水を含まないタイプが多いです。
乾燥性が求められる場面や電気機器周辺での使用に適しているためです。
正しいです。粘着式殺虫機は、誘引灯で昆虫を引き寄せ、
粘着シートで捕獲する方式であり、電撃式と異なり死骸が飛び散らず、
周囲に落ちることが少ない特徴があります。
食品工場や厨房など、衛生管理が厳しい場所での使用されています。
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