建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第52回(令和4年度(2022年))
問17 (建築物衛生行政概論 問17)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第52回(令和4年度(2022年)) 問17(建築物衛生行政概論 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

旅館業法第4条に規定されている次の条文の(   )内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。

営業者は、旅館業の施設について、( ア )、採光、( イ )、防湿及び清潔その他( ウ )の衛生に必要な措置を講じなければならない。
  • ア:換気    イ:照明  ウ:客室
  • ア:換気    イ:照明  ウ:宿泊者
  • ア:換気    イ:防音  ウ:客室
  • ア:空気調和  イ:照明  ウ:宿泊者
  • ア:空気調和  イ:防音  ウ:客室

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この過去問の解説 (2件)

01

旅館業法第4条の条文は以下の通りになっています。

 

営業者は、旅館業の施設について、換気、採光、照明、

防湿及び清潔その他宿泊者の衛生に必要な措置を

講じなければならない。

 

よって(ア)には「換気」、(イ)には「照明」、

(ウ)には「宿泊者」が入ります。

選択肢1. ア:換気    イ:照明  ウ:客室

不正解です。

(ウ)に「客室」は入りません。

選択肢2. ア:換気    イ:照明  ウ:宿泊者

正解です。

すべて条文と一致しています。

選択肢3. ア:換気    イ:防音  ウ:客室

不正解です。

(イ)に「防音」、(ウ)に「客室」は入りません。

選択肢4. ア:空気調和  イ:照明  ウ:宿泊者

不正解です。

(ア)に「空気調和」は入りません。

選択肢5. ア:空気調和  イ:防音  ウ:客室

不正解です。

すべて間違っています。

まとめ

法律の条文なので丸暗記して臨むのがよいでしょう。

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02

正解は、「ア:換気 イ:照明 ウ:宿泊者」です。

この問題は、旅館業法第4条に規定される施設衛生管理に関するものです。

旅館業法第4条では、営業者に対し、施設の衛生保持のために、

必要な措置を講じる義務を定めています。

具体的には、換気、採光、照明、防湿、清潔、

その他宿泊者の衛生に必要な措置を講じることが求められます。

施設の衛生管理は、宿泊者の健康保持を目的です。

選択肢1. ア:換気    イ:照明  ウ:客室

誤りです。換気と照明は正しいですが、条文では「客室」ではなく「宿泊者の衛生」が対象です。

選択肢2. ア:換気    イ:照明  ウ:宿泊者

正解です。旅館業法第4条の条文は「営業者は、旅館業の施設について、

換気、採光、照明、防湿及び清潔その他宿泊者の衛生に必要な措置を講じなければならない」と規定しています。

施設管理の目的が宿泊者の健康保持であることを示しています。

選択肢3. ア:換気    イ:防音  ウ:客室

 誤りです。「防音」は条文に含まれていません。

選択肢4. ア:空気調和  イ:照明  ウ:宿泊者

誤りです。「空気調和」は条文に含まれず、正しい語句は「換気」です。

選択肢5. ア:空気調和  イ:防音  ウ:客室

誤りです。「換気」と「照明」が正しい語句であり、「防音」や「空気調和」は法令上の必須要件ではありません。さらに、「客室」ではなく「宿泊者」です。

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