建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第52回(令和4年度(2022年))
問18 (建築物衛生行政概論 問18)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第52回(令和4年度(2022年)) 問18(建築物衛生行政概論 問18) (訂正依頼・報告はこちら)
- 微小粒子状物質
- 光化学オキシダント
- 二酸化窒素
- ベンゼン
- ホルムアルデヒド
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この過去問の解説 (2件)
01
環境基準は行政上の政策目標で、人の健康を維持するための
最低限度ではなく、積極的に維持される望ましい目標とされています。
物質は全部で11種類あり、それぞれ基準が定められています。
1.二酸化硫黄(SO2)
2.一酸化炭素(CO)
3.浮遊粒子状物質(SPM)
4.二酸化窒素(NO2)
5.光化学オキシダント(OX)
6.ベンゼン
7.トリクロロエチレン
8.テトラクロロエチレン
9.ジクロロメタン
10.ダイオキシン類
11.微小粒子状物質(PM2.5)
以上が環境基準に定められている物質です。
不正解です。
微小粒子状物質(PM2.5)は環境基準に
定められている物質です。
不正解です。
光化学オキシダント(OX)は環境基準に
定められている物質です。
不正解です。
二酸化窒素(NO2)は環境基準に
定められている物質です。
不正解です。
ベンゼンは環境基準に
定められている物質です。
正解です。
ホルムアルデビドは環境基準に
定められている物質ではありません。
ホルムアルデヒドは環境基本法に基づく
環境基準に定められている物質ではありませんが
建築基準法や家庭用品規制法で使用が規制されています。
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02
正解は、「ホルムアルデヒド」です。
この問題は、環境基本法に基づく大気汚染に係る環境基準の対象物質に関するものです。
環境基本法に基づく環境基準は、人の健康を保護し、生活環境を保全するために設定されています。
大気汚染に関する環境基準には、
二酸化窒素、微小粒子状物質(PM2.5)、光化学オキシダント、ベンゼンなどが含まれます。
しかし、ホルムアルデヒドは大気汚染の環境基準には含まれておらず、
室内空気汚染に関する指針値として扱われています。
正しいです。微小粒子状物質(PM2.5)は、呼吸器系への影響が大きく、
環境基本法に基づく環境基準で規定されています。
基準値は、1日平均値や年平均値で設定され、健康被害防止のための指標です。
正しいです。光化学オキシダントは、光化学スモッグの原因となる物質で、
目や呼吸器への刺激を引き起こします。
環境基本法に基づき、濃度基準が設定されています
特に、都市部での大気汚染対策において重要です。
正しい対象物質です。二酸化窒素(NO₂)は、
自動車排ガスや工場排出ガスに含まれ、大気汚染の主要因の一つです。
環境基本法に基づく環境基準では、1時間値や日平均値が設定され、
呼吸器疾患予防の観点で管理されています。
正しいです。ベンゼンは、発がん性がある有害化学物質であり、
環境基本法に基づく環境基準で規定されています。
特に工業地域や都市部での濃度管理が重要で、
基準値は低く設定されています。
誤りです。ホルムアルデヒドは、
シックハウス症候群の原因物質として知られていますが、
大気汚染の環境基準には含まれていません。
室内空気汚染に関する指針値で管理されています。
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