建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第52回(令和4年度(2022年))
問101 (建築物の構造概論 問101)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第52回(令和4年度(2022年)) 問101(建築物の構造概論 問101) (訂正依頼・報告はこちら)
- 不活性ガス消火設備 ―――― 事務室
- 連結散水設備 ―――― 地下街
- 泡消火設備 ―――― 地下駐車場
- 水道連結型スプリンクラ設備 ―――― 小規模社会福祉施設
- ハロゲン化物消火設備 ―――― 通信機器室
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この過去問の解説 (2件)
01
消火設備と設置場所との組合せの問題です。
問題で問われている語句と、その語句の意味を押さえましょう。
不活性ガス消火設備は、電気室・美術館・精密機械・電気通信機室などに設置されるもので、消火剤による部屋の汚れやダメージが少なく、急いでその部屋が使えるようにしなければならない施設に設置されるものです。
また事務所に必要な消火設備は、消化器・スプリンクラーになります。
連結散水設備とは、火災が発生した場合に、煙や熱が充満することによって、消防活動が難しくなることが予想される地下街・建物の地下フロアに取り付けられる設備で、火災のときに消防隊の消防ポンプ自動車から送水口から水が送られ、散水ヘッドから水が出ることにより、消火する設備です。
泡消火設備は、火がつきやすい液体が置いてある、危険物の取扱所・製造所・貯蔵庫、駐車場などに設置されます。
水道連結型スプリンクラー設備(特定施設水道連結型スプリンクラー設備)については、平成18年に発生した認知症高齢者のグループホームの火災事故をきっかけに、グループホームの入所者の避難の時間の確保や、また施設の職員による入所者の避難の手助けがしやすい環境を整えるために、小規模社会福祉施設向けとして新しい基準が決定され、平成21年4月より新しい基準の適用が開始されています。
ハロゲン化物消火設備とは、水・泡などを使っている水系の消火設備では、感電などの危険がある電気設備室・通信機器室・駐車場・ボイラー室・指定可燃物の貯蔵部分などの、特殊な場所に使用されています。
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02
正解は、「不活性ガス消火設備―事務室」です。
この問題は、消火設備と設置場所との組合せに関するものです。
連結散水設備は地下街の火災対策として必須です。
泡消火設備は油火災の危険がある駐車場に適しています。
水道連結型スプリンクラ設備は小規模施設向けに設置されることが多く、
せまい建物でも対応可能です。
ハロゲン化物消火設備は、電子機器や貴重品を扱う所に適しています。
一方、不活性ガス消火設備は、事務室のように人が常時滞在する場所には不向きです。
不適当です。
不活性ガス消火設備(窒素・アルゴンなど)は、
酸素濃度を下げて消火する方式で、
酸素濃度が低下すると人体に危険があるため、
サーバ室・通信機器室・美術品保管庫など、
無人または短時間滞在の特殊室に設置されます。
事務室は人が常時滞在するため、ガス系消火設備は適しません。
正しいです。
連結散水設備は、消防隊が建物外部からホースを接続し、
内部の散水ヘッドから放水できる設備です。
特に、地下街は火災時の煙滞留・避難困難性が高いため、
消防法で設置が義務付けられています。
地下街は広く複雑で、消防隊が内部に進入しにくいため、
連結散水設備が有効です。
正しいです。
泡消火設備は、油火災に強く、
ガソリン・軽油など可燃性液体を扱う場所に適しています。
地下駐車場は車両火災の危険があり、油類が燃える可能性が高いため、
泡消火設備が有効です。
泡は油面を覆って窒息消火するため、
スプリンクラよりも油火災に対して高い効果を発揮します。
正しいです。
水道連結型スプリンクラ設備は、専用水槽を持たず、
水道本管の水圧を利用するスプリンクラ設備で、
小規模建物向けに設計されています。
小規模社会福祉施設(老人ホーム・デイサービスなど)は、
火災時の避難に時間がかかる利用者が多いため、
スプリンクラ設備の設置が重要です。
正しいです。
ハロゲン化物消火設備は、電子機器に損傷を与えにくく、
サーバ室・通信機器室・制御室などに適したガス系消火設備です。
放出後の残留物がほとんどなく、精密機器を扱う室で広く使用されてきました。
現在は環境規制により代替ハロンが主流ですが、用途としては通信機器室に最適です。
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