建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第53回(令和5年度(2023年))
問2 (建築物衛生行政概論 問2)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第53回(令和5年度(2023年)) 問2(建築物衛生行政概論 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次に掲げる法律と、法律を所管する行政組織との組合せとして、誤っているものはどれか。
  • 地域保健法 ―― 厚生労働省
  • 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ―― 環境省
  • 学校保健安全法 ―― 文部科学省
  • 土壌汚染対策法 ―― 国土交通省
  • 健康増進法 ―― 厚生労働省

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この過去問の解説 (2件)

01

土壌汚染対策法――国土交通省が誤りです。
土壌汚染対策法を所管しているのは環境省です。他の組合せは一般的な所管と一致します。

選択肢1. 地域保健法 ―― 厚生労働省

適当です。 地域の保健所や市町村の保健施策を定める法律で、所管は厚生労働省です。

選択肢2. 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ―― 環境省

適当です。 一般廃棄物・産業廃棄物の処理制度を所管するのは環境省です。

選択肢3. 学校保健安全法 ―― 文部科学省

適当です。 学校における保健管理・安全管理を扱い、所管は文部科学省です。

選択肢4. 土壌汚染対策法 ―― 国土交通省

不適当です。 土壌汚染対策法の所管は環境省です。国土交通省ではありません。

選択肢5. 健康増進法 ―― 厚生労働省

適当です。 受動喫煙防止や健康づくりの推進などを定め、所管は厚生労働省です。

まとめ

法令と所管の対応は、環境分野=環境省学校=文部科学省地域保健・健康政策=厚生労働省という整理で覚えると判断しやすいです。今回は、土壌汚染対策法の所管が環境省である点が見抜きどころでした。

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02

土壌汚染対策法を所管しているのは環境省です。
 

選択肢1. 地域保健法 ―― 厚生労働省

正しい。

地域保健法は保健所や市町村の保健事業を規定し、厚生労働省が所管しています。

選択肢2. 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ―― 環境省

正しい。

通称「廃棄物処理法」で、環境省が所管しています。

選択肢3. 学校保健安全法 ―― 文部科学省

正しい。

学校における児童・生徒の健康管理や安全管理を規定し、文部科学省が所管しています。

選択肢4. 土壌汚染対策法 ―― 国土交通省

間違い。

土壌汚染対策法は、工場跡地などにおける有害物質による土壌汚染を防止・改善するための法律であり、環境保全を目的とするため環境省が所管しています。

選択肢5. 健康増進法 ―― 厚生労働省

正しい。

国民の健康づくりを推進するための法律で、厚生労働省が所管しています。

まとめ

法律の目的と所管省庁をセットで暗記することが重要です。「法律の目的と所管省庁の対応関係」を整理して覚え、混同しやすい部分を重点的に確認しておきましょう。


 

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