建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問27 (建築物の環境衛生 問7)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問27(建築物の環境衛生 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

低温障害に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • しもやけ(凍瘡(そう))は、低温により、体の一部が凍ってしまったものである。
  • 5°C以下の水に突然漬かると、5〜15分間で生命にかかわる低体温症を生じる可能性がある。
  • 天候により、気温が13〜16°C程度でも低体温症となることがある。
  • 低体温症が進行すると震えは止まる。
  • 低体温症の診断は直腸温の測定により行う。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は、「しもやけ(凍瘡(そう))は、低温により、体の一部が凍ってしまったものである。」です。

 この問題は、低温障害に関するものです。

低温障害には、しもやけ(凍瘡)、凍傷、低体温症などがあり、それぞれ原因や症状が異なります。

しもやけと凍傷は混同しないようにしましょう。

低体温症は、体温が35°C未満に低下した状態で、

寒冷環境下での長時間の曝露や水への転落などで発症します。

特に水温が5°C以下の場合、短時間で生命に関わりますが、

気温が13〜16°C程度でも、風雨や濡れた衣服、体力低下などの条件が重なると、

引き起こす可能性があります。

進行すると震えが止まり、意識障害や循環不全を伴う危険な状態となります。

寒冷環境下での安全管理や緊急対応に備える力が求められます。

選択肢1. しもやけ(凍瘡(そう))は、低温により、体の一部が凍ってしまったものである。

不適当です。しもやけ(凍瘡)は、寒冷刺激によって血管が収縮・拡張を繰り返すことで、

起こる血行障害性の炎症です。皮膚が赤く腫れたり、かゆみや痛みを伴うことがありますが、

組織が凍ることはありません。

選択肢2. 5°C以下の水に突然漬かると、5〜15分間で生命にかかわる低体温症を生じる可能性がある。

正しいです。低温の水に急激に曝露されると、体温が急速に奪われ、

短時間で深部体温が危険域に達する可能性があります。

特に5°C以下の水では、数分で低体温症が進行し、

意識障害や心停止に至ることもあります。

選択肢3. 天候により、気温が13〜16°C程度でも低体温症となることがある。

正しいです。低体温症は、気温が比較的高くても、

風雨や濡れた衣服、長時間の屋外滞在などの条件が重なると発症することがあります。

特に高齢者や乳幼児では、体温調節機能が弱いため、13〜16°Cでもリスクがあります。

選択肢4. 低体温症が進行すると震えは止まる。

正しいです。低体温症の初期には、体温を上げようとする生理反応として、

震えが起こります。しかし、深部体温が30°C以下になると、

中枢神経の機能が低下し、震えが止まることがあります。

これは重症化のサインで危険な状態です。

選択肢5. 低体温症の診断は直腸温の測定により行う。

正しいです。低体温症の診断には、深部体温の正確な測定が必要です。

腋窩温や口腔温では外気の影響を受けやすいため、

直腸温が最も信頼性の高い方法です。

 

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02

最も不適当なものは「しもやけ(凍瘡(そう))は、
低温により、体の一部が凍ってしまったものである」です。

選択肢1. しもやけ(凍瘡(そう))は、低温により、体の一部が凍ってしまったものである。

誤りです。
しもやけは寒暖差により血管が収縮・拡張を繰り返すことで
発生する血流障害です。
かゆみや腫れを引き起こしますが組織が凍ることはありません。

選択肢2. 5°C以下の水に突然漬かると、5〜15分間で生命にかかわる低体温症を生じる可能性がある。

正しいです。
水は比熱や熱伝導率が大きいため急速に体温を奪います。
5℃以下の水に漬かると5~15分程度でも生命にかかわる低体温症に
なるおそれがあります。

選択肢3. 天候により、気温が13〜16°C程度でも低体温症となることがある。

正しいです。
雨や風などの天候次第で気温が比較的高くても低体温症に
なるおそれがあります。

選択肢4. 低体温症が進行すると震えは止まる。

正しいです。
低体温症の初期には産熱のため震えが生じますが、
進行すると神経機能低下により震えが止まります。

選択肢5. 低体温症の診断は直腸温の測定により行う。

正しいです。
低体温症の診断は外乱の影響が少ない直腸温により行います。

まとめ

低温障害の種類と特徴を覚えておきましょう。

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