建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問85 (空気環境の調整 問40)
問題文
下の図に示す寸法a✕b(a<b)の長方形の面音源について、面音源中心から面に対して垂直方向への距離をdとした場合、音源付近d<a/πでは( ア )としての伝搬特性を示し、a/π<d<b/πでは線音源に対応する減衰特性を、d>b/πの範囲では( イ )に対応する減衰特性を示す。a/π<d<b/πの範囲で音源からの距離が2倍になると( ウ )dB減衰する。
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問85(空気環境の調整 問40) (訂正依頼・報告はこちら)
下の図に示す寸法a✕b(a<b)の長方形の面音源について、面音源中心から面に対して垂直方向への距離をdとした場合、音源付近d<a/πでは( ア )としての伝搬特性を示し、a/π<d<b/πでは線音源に対応する減衰特性を、d>b/πの範囲では( イ )に対応する減衰特性を示す。a/π<d<b/πの範囲で音源からの距離が2倍になると( ウ )dB減衰する。
- ア:点音源 イ:面音源 ウ:3
- ア:点音源 イ:面音源 ウ:6
- ア:面音源 イ:点音源 ウ:3
- ア:面音源 イ:点音源 ウ:6
- ア:面音源 イ:点音源 ウ:10
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この過去問の解説 (2件)
01
面音源からの音圧レベルの伝番特性に関する問題です。
与えられた図からイメージできるようになっていきましょう。
誤:アは音源付近のために、面音源となり、イはd>b/πの範囲は音源から最も遠い位置なので点音源となって、ウはa/π<d<b/πの範囲で距離が2倍になると線音源のために3㏈減衰します。
誤:アは音源付近のために、面音源となり、イは最も離れている為、点音源となって、ウは距離が2倍になると線音源からのモノであるために3㏈減衰します。
正:アは音源付近のために面音源となり、イは最も遠い場所なので点音源となります。
ウは距離が2倍になると線音源からなるものなので3㏈減衰します。
誤:アは音源付近である為に面音源となり、イは最も遠い場所になっているために点音源になっています。
ウは線音源のために距離が2倍になると3㏈減衰します。
誤:アは音源付近である為に面音源となり、イは最も遠い場所になっているために点音源になっています。
ウは線音源のために距離が2倍になると3㏈減衰します。
問題によっては意味さえ理解していれば、図を見た瞬間にわかる問題がある為に意味が理解できるようにしていきましょう。
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02
正解は、「ア:面音源 イ:点音源 ウ:3」です。
この問題は、面音源からの音圧レベルの伝搬特性に関するものです。
面音源の伝搬特性は観測距離によって見かけの音源形態が変わり、
減衰則も段階的に異なります。
寸法がの長方形面音源では、面中央から垂直方向の距離 に対して、
近傍では面全体が一体として寄与するため「面音源」としての特性に近く、
距離による減衰は極めて小さくなります。
中間領域のでは、長辺方向に長く見えるため、
「線音源」相当の円筒波伝搬となります。
誤りです。近傍は「面音源」、遠方は「点音源」です。
誤りです。近傍は「面音源」、遠方は「点音源」です。
中間領域では、音源からの距離が2倍になると3dB減衰します。
正しいです。近傍を「面音源」です。
面全体が相関して寄与するため距離による減衰はごく小さく、
面音源に近い振る舞いになります。
中間領域 は見かけが線状となって円筒波的伝搬となり、
距離2倍で約 3 dB 減衰します。
遠方は「点音源」相当で球面波伝搬、距離2倍で 6 dB 減衰します。
誤りです。中間領域では、音源からの距離が2倍になると3dB減衰します。
誤りです。中間領域では、音源からの距離が2倍になると3dB減衰します。
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