建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問142 (清掃 問2)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問142(清掃 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- 建築物清掃の目的や内容
- 使用資機材
- 清掃作業従事者数
- 業務計画と報告
- 規律維持
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この過去問の解説 (2件)
01
建築物清掃管理仕様書に記載される項目に関しての問題です。
作業者は見て内容を把握するだけかもしれませんが、管理者側では事業計画表として重要なものとなります。
正:どんな仕様書も目的や内容がなければ意味をなしません。
正:使用資機材はどのようなものを用い、どのようにやっていくかを明記する必要があります。
誤:清掃作業従業者数は明記する必要はないです。
区域ごとの人員を算出して効率よく作業が行えるようにする必要はあります。
正:業務計画と報告は明記します。
どのような計画でどのようにやっていくかを明記します。
正:規律維持を明記します。
どのような取り決めの上で行っているかを周知しておきます。
管理仕様書という聞きなれないものになりますが、作業をする上では必要になってきます。
どのような内容になっているかを理解できるようにしていきましょう。
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02
最も不適当なものは、清掃作業従事者数に関する記述です。
発注者側が提示する「清掃管理仕様書」には、作業の品質や頻度は記載しますが、何人でやるか(人数)までは通常記載しません。
適当(正しい記述)です。
建築物清掃の目的や内容は、仕様書の根幹となる部分です。
どの範囲を、どのような状態にするために清掃するのかを明確にします。
適当(正しい記述)です。
使用資機材の指定も重要です。
床材を傷めないワックスや、環境に配慮した洗剤など、使用する道具や薬剤の基準を記載することがあります。
これが不適当(誤り)な記述です。
仕様書は結果(きれいな状態)や頻度を要求するものであり、それを達成するために何人のスタッフを配置するかは、受注者(ビルメン会社や清掃会社)が計画する事項です。
従事者数は作業計画書や体制表には記載されますが、仕様書(要求事項)の必須項目ではありません。
適当(正しい記述)です。
業務が確実に実施されたかを確認するため、業務計画表の提出や、日報・月報などの「報告」方法についても仕様書に定めます。
適当(正しい記述)です。
清掃員はテナント入居者と接する機会も多いため、服装、言葉遣い、鍵の管理、守秘義務などの「規律維持」に関する事項も仕様書に記載されます。
仕様書(発注者の要求)と、計画書(業者の提案)の違いを整理しましょう。
・仕様書:ここを週1回きれいにしてください。(人数は任せる)
・計画書:そのために3人で作業します。(人数を決める)
人数はあくまで手段なので、仕様書には書かない、と覚えておけばOKです。
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