建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問144 (清掃 問4)
問題文
作業手順書とは、一つ一つの作業のマニュアルである。作業名、行うべき作業項目、作業手順、( )、注意事項、作業終了後の品質状態等を記載したもので、従事者に対する教育指導のために使用する。
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問144(清掃 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
作業手順書とは、一つ一つの作業のマニュアルである。作業名、行うべき作業項目、作業手順、( )、注意事項、作業終了後の品質状態等を記載したもので、従事者に対する教育指導のために使用する。
- 作業計画の作成方法
- 作業実施記録の書き方
- 作業スケジュールの管理方法
- 組織管理体制
- 使用資機材と数量
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この過去問の解説 (2件)
01
清掃の作業手順書に関する問題です。
内容を把握できていれば、言葉が自然と出てきて、解きやすくなるため何度も読んで頭に入れましょう。
誤:作業計画の作成方法は、作業全体を見るもので手順書とはまた違ったものとなる為に適切な言語ではありません。
誤:作業実施記録は、作業後に書くものなので手順書には不要なものとなります。
誤:作業スケジュールの管理方法は、作業全体を見るものなので、1つ1つの作業を細かく見なくてはならない手順書とは異なります。
誤:組織管理体制は、作業手順とは別物なので手順書には書く必要はありません。
正:使用資機材と数量は、どの作業にどの資機材をいくつ使用するかを明記する必要がある為に、手順書に書く必要があります。
作業手順書とは何かを考えれば、自ずと入る言葉が分かってくると思うので、そういうことを考えながら手順書を読んでみると理解が深まると思います。
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02
最も適当なものは、使用資機材と数量です。
作業手順書(マニュアル)には、その作業を行うために何が(道具・洗剤)、どれくらい(数量)必要かを記載しなければなりません。
不適当(誤り)です。
作業計画の作成方法は、マネジメント層が全体スケジュールを組む際の話であり、現場の作業員が見る個別の作業手順書には記載しません。
不適当(誤り)です。
作業実施記録の書き方は、作業が終わった後の報告の話ですので、作業の手順そのものとは区別されます。
不適当(誤り)です。
作業スケジュールの管理方法も、管理者向けの項目です。
手順書はあくまで「その作業をどうやって遂行するか」に特化したマニュアルです。
不適当(誤り)です。
「組織管理体制」などの会社組織図や連絡体制は、手順書ではなく「業務計画書」や「管理仕様書」に含まれる内容です。
適当(正しい記述)です。
作業手順書は、誰がやっても同じ品質が出せるようにするためのマニュアルです。
そのため、「使用する洗剤の種類・希釈倍率」「使うモップの種類」「必要な枚数」といった使用資機材と数量は必須項目となります。
作業手順書(マニュアル)は、料理のレシピと同じと考えると分かりやすいです。
・レシピ(手順書):材料(資機材)、作り方(手順)、コツ(注意事項)。
・書かないこと:今月の献立予定(計画)、作った人の感想(記録)、レストランの組織図(体制)。
レシピに必要なのは「材料と道具」ですよね。
だから選択肢「使用資機材と数量」が正解です。
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