建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問147 (清掃 問7)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問147(清掃 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- 真空掃除機は、電気ファンによって機械内部に空気の低圧域を作り、ホース等を通じてほこりと空気を吸引する構造を有する。
- アップライト型真空掃除機は、繊維床よりも弾性床のほこりを取るのに適する構造を有する。
- 床移動型のウェット式真空掃除機は、モータ部が濡(ぬ)れずに泥水や洗浄汚水を吸引除去できる構造を有する。
- 手動スイーパは、床面を押すことで回転ブラシがごみを掃き取って、器具の内部に巻き込む構造を有する。
- エクストラクタは、ノズルから洗浄液を噴射して、直ちに吸引する構造を有する。
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この過去問の解説 (2件)
01
ビルクリーニング用機械に関しての問題です。
一般的な日常ですと聞きなれない名前が出てきますが、清掃業者が用いている機械類を覚える機会となります。
正:真空掃除機は、電気ファンにより機械内部が空気の低圧域を作って、ホース等でほこりと空気を吸い込みます。
誤:アップライト型真空掃除機は、カーぺット用の掃除機なので繊維床のほこりをとるのに適した構造になっています。
正:床移動型のウェット式真空掃除機は、モータ部を濡らすことなく泥水や洗浄汚水を吸い上げる構造になっています。
正:手動スイーパは、床面を押すことで回転ブラシがごみを掃きとり器具内部に巻き込む構造になっています。
正:エクストラクタは、ノズル先端から洗浄液を噴射し、直ちに吸引していく構造になっています。
一般的な生活の上では扱わないような掃除機の特徴を掴んだ問題でした。
業務用のモノはこのようになっていることをこの機会に覚えておきましょう。
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02
最も不適当なものは、アップライト型真空掃除機の用途に関する記述です。
アップライト型は回転ブラシが付いているため、弾性床(ビニル床など)ではなく、繊維床(カーペット)に適した構造です。
適当(正しい記述)です。
真空掃除機(バキュームクリーナー)の基本原理です。
モーターでファンを回して内部を負圧(低圧)にし、気圧差を利用してゴミを吸い込みます。
これが不適当(誤り)な記述です。
アップライト型掃除機は、吸込口に「回転ブラシ(ビータバー)」が内蔵されている縦型の掃除機です。
パイルの奥にあるゴミをかき出す能力が高いため、繊維床(カーペット)の清掃に最適です。 (※弾性床などのハードフロアで使用すると、床を傷つける恐れがあります)
適当(正しい記述)です。
ウェット式(吸水用)掃除機は、吸い込んだ水がモーター部分に入り込んで故障しないよう、フロート弁などの浸水防止機構を持っています。
適当(正しい記述)です。
手動スイーパは、手で押す力で車輪と連動したブラシを回転させ、ゴミをかき集める機械です。
電源が不要なので、広範囲の通路や駐車場の簡易清掃に適しています。
適当(正しい記述)です。
エクストラクタは、カーペット洗浄機の一種です。
温水や洗剤液を噴射(インジェクション)し、即座にそれを汚水ごと吸引(バキューム)する構造を持っています。
掃除機の種類と適正な床材の組み合わせは頻出です。
・アップライト型(縦型・回転ブラシ):カーペット用
・タンク型(キャニスター型):ハードフロア用
アップライトはカーペット専用と覚えておけば即答できる問題です。
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