建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問157 (清掃 問17)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問157(清掃 問17) (訂正依頼・報告はこちら)
- 廃プラスチック類
- がれき類
- 木くず
- ゴムくず
- 金属くず
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この過去問の解説 (2件)
01
安定型最終処分場は、生物化学的に安定した廃棄物用で金属,ゴム,陶器,ガラス,プラスチック類のくずや建設資材の埋め立て用です。
正:廃プラスチック類は、安定型処分場に廃棄可能です。
正:がれき類は、建設資材のなれの果てになる為、処分可能です。
誤:木くずは、安定型処分場に埋め立て出来ません。
埋め立てた後に、微生物等が分解するためです。
安定型とは、埋め立てても性情が変化しないという意味です。
正:ゴムくずは安定型処分場にて処分できます。
正:金属くずは安定型処分場に埋め立て可能です。
安定型と聞いて、少し戸惑うかもしれませんが時間が経過しても変化しないと意味で安定型という言葉を用いています。
そのもの自体が、微生物によって分解されるかされないかを考えれば分かりやすいかもしれません。
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02
最も不適当(安定型処分場に埋め立てられないもの)は、木くずです。
安定型処分場には、腐敗したり、水質を汚染したりしないものしか埋められません。木くずは腐るため、管理型処分場へ行く必要があります。
適当(正しい記述)です。
廃プラスチック類は、地中に埋めても腐敗・分解せず、有害物質も出さないため、安定型品目です。
適当(正しい記述)です。
がれき類(コンクリート破片など)も、化学的に安定しており腐敗しないため、安定型品目です。
これが該当します(埋め立て不可)。
【プロの視点】 建設現場から出る廃棄物の分別でも重要です。
木くず(解体材など)は有機物であり、埋め立てると腐敗してメタンガスを出したり、汚水を出したりします。
そのため、遮水シートなどの設備がある管理型最終処分場でなければ処分できません。
安定型には捨てられません。
適当(正しい記述)です。
ゴムくずも、プラスチック同様に腐敗・分解しないため、安定型品目です。
適当(正しい記述)です。
金属くずも、安定型品目です。
安定型処分場に捨てられる安定5品目は暗記必須です。
1.廃プラスチック類
2.ゴムくず
3.金属くず
4.ガラス・コンクリート・陶磁器くず
5.がれき類
これ以外(木くず、紙くず、汚泥など)はNGです。「腐るか腐らないか」で判断しましょう。
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