建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第55回(令和7年度(2025年))
問8 (建築物衛生行政概論 問8)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第55回(令和7年度(2025年)) 問8(建築物衛生行政概論 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物環境衛生管理基準に基づく清掃及びねずみ等の防除に関する衛生上の措置等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 掃除は、日常行うもののほか、大掃除を、1年以内ごとに1回、定期に、統一的に行う。
  • ねずみ等の調査は、6か月以内ごとに1回、定期に、統一的に実施する。
  • 殺鼠剤(さっそざい)及び殺虫剤は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律による承認を受けた医薬品又は医薬部外品を用いなければならない。

  • 掃除及び廃棄物の処理を行う場合は、厚生労働省告示に基づき掃除用機器及び廃棄物処理設備の維持管理に努めなければならない。
  • 建築物環境衛生管理基準において、ねずみその他の厚生労働省令で定める動物とは、ねずみ、昆虫その他の人の健康を損なう事態を生じさせるおそれのある動物をいう。

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この過去問の解説 (1件)

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問題文は、建築物環境衛生管理基準における清掃およびねずみ等の防除に関する衛生上の措置について、最も不適当な記述を選ぶ問題です。建築物衛生法では、建築物の衛生的環境を維持するために、清掃の実施方法や頻度、ねずみ・昆虫などの防除方法、薬剤の使用条件などが定められています。特に、調査や防除の実施頻度、使用する薬剤の種類などは法令や告示に基づいて具体的に規定されており、これらの内容を正しく理解しているかが問われています。

選択肢1. 掃除は、日常行うもののほか、大掃除を、1年以内ごとに1回、定期に、統一的に行う。

不適切です。その理由は、建築物衛生法に基づく管理基準では、大掃除は「6か月以内ごとに1回、定期に、統一的に行う」ことが求められているためです。これは、日常清掃では除去しきれない汚れやほこり、害虫の発生要因となる物質を定期的に除去し、建築物の衛生状態を良好に保つためです。したがって、「1年以内ごとに1回」という頻度は基準よりも長く、不適当な記述となります。

選択肢2. ねずみ等の調査は、6か月以内ごとに1回、定期に、統一的に実施する。

適切です。その理由は、建築物環境衛生管理基準では、ねずみや昆虫などの発生状況を把握するための調査を「6か月以内ごとに1回、定期に、統一的に」実施することが定められているためです。これにより、被害の発生状況や発生源を早期に把握し、必要な防除措置を講じることが可能になります。建築物の衛生管理において重要な基本的措置です。

選択肢3.

殺鼠剤(さっそざい)及び殺虫剤は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律による承認を受けた医薬品又は医薬部外品を用いなければならない。

適切です。その理由は、ねずみや昆虫の防除に使用する薬剤は、人の健康や環境に影響を与える可能性があるため、安全性や有効性が確認されたものを使用する必要があるためです。このため、薬機法(医薬品医療機器等法)に基づき承認された医薬品または医薬部外品を使用することが求められています。これにより、不適切な薬剤使用による健康被害を防止します。

選択肢4. 掃除及び廃棄物の処理を行う場合は、厚生労働省告示に基づき掃除用機器及び廃棄物処理設備の維持管理に努めなければならない。

適切です。その理由は、建築物環境衛生管理基準では、清掃作業や廃棄物処理を行う際に使用する機器や設備について、適切な維持管理を行うことが求められているためです。掃除用機器や廃棄物処理設備が適切に管理されていない場合、清掃効果が低下したり、衛生状態が悪化するおそれがあります。そのため、厚生労働省告示に基づき適切に管理する必要があります。

選択肢5. 建築物環境衛生管理基準において、ねずみその他の厚生労働省令で定める動物とは、ねずみ、昆虫その他の人の健康を損なう事態を生じさせるおそれのある動物をいう。

適切です。その理由は、「建築物衛生法関係法令では、防除対象となる動物として、ねずみや昆虫など、人の健康を損なうおそれのある動物を広く含めて定義しているためです。これにはゴキブリ、ハエ、蚊などの衛生害虫も含まれ、これらが繁殖すると感染症の媒介や衛生環境の悪化につながる可能性があります。そのため、建築物の衛生管理において重要な対象とされています。

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