建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第55回(令和7年度(2025年))
問22 (建築物の環境衛生 問2)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第55回(令和7年度(2025年)) 問22(建築物の環境衛生 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- 外部環境の変化に対し、内部環境を一定の水準に保つ仕組みを、恒常性という。
- 恒常性は、主に神経系、内分泌系、免疫系の機能によって維持されている。
- 生体に刺激が加えられると、生体内に変化が生じ、適応しようとする反応が非特異的に生じる。
- 外部からの刺激は、受容器で受容されて各調節中枢に伝達され、その後、効果器に興奮が伝えられて反応が起こる。
- 放熱機能は、発汗、呼吸、皮下組織の熱遮断、基礎代謝の増進により行われる。
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この過去問の解説 (1件)
01
生体の恒常性と生体反応の基本的な仕組みについて問う問題です。恒常性とは、体の外の環境が変化しても、体内の状態を一定範囲に保とうとする働きのことです。人は気温の変化や感染、ストレスなど、さまざまな刺激を受けながら生きていますが、神経系や内分泌系などが連携することで体の機能を保っています。各選択肢では、その基本概念が正しく理解できているかが問われています。
適切です。恒常性とは、体温、血圧、血糖値、体液量などの内部環境を、外部の変化に左右されすぎないよう一定の範囲に維持する働きです。例えば暑いと汗をかいて体温を下げ、寒いと血管を収縮させて熱を逃がしにくくします。このように、生体が生命維持に適した状態を保とうとする仕組みを恒常性といいます。
適切です。恒常性の維持には、神経系がすばやい調節を行い、内分泌系がホルモンを通じて持続的な調節を行い、さらに免疫系が体内への異物侵入や感染から生体を守ることで関与しています。これらはそれぞれ独立して働くのではなく、相互に影響し合いながら体内の安定を支えています。そのため、この記述は正しいです。
適切です。生体は温度変化、精神的緊張、感染、外傷などの刺激を受けると、それに対して適応しようとする反応を示します。これにはストレス反応のように、刺激の種類が異なっても共通した反応が現れる場合があり、これを非特異的反応と考えます。つまり、生体が外からの負荷に対して一定の共通パターンで対応するという点で、この記述は妥当です。
適切です。これは生体調節の基本的な流れを示しています。まず刺激を感覚受容器が受け取り、その情報が中枢神経などの調節中枢に伝えられます。そこで必要な判断や調節が行われた後、筋肉や腺などの効果器に指令が伝わり、実際の反応が起こります。例えば暑さを感じたときに発汗が起こるのは、この一連の調節機構によるものです。
不適切です。発汗や呼吸による熱放散は放熱機能に含まれますが、皮下組織の熱遮断は体内の熱を外へ逃がしにくくする働きであり、むしろ保温に関係します。また、基礎代謝の増進は体内で熱を産生する方向にはたらくため、これも放熱ではありません。したがって、この選択肢は放熱と産熱・保温の仕組みを混同しており、誤った記述です。
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