建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第55回(令和7年度(2025年))
問30 (建築物の環境衛生 問10)
問題文
労働安全衛生法に基づく酸素欠乏症等防止規則(酸欠則)では、空気中の酸素濃度が( )%未満である状態を酸素欠乏と定義している。
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第55回(令和7年度(2025年)) 問30(建築物の環境衛生 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
労働安全衛生法に基づく酸素欠乏症等防止規則(酸欠則)では、空気中の酸素濃度が( )%未満である状態を酸素欠乏と定義している。
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この過去問の解説 (1件)
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この問題は、労働安全衛生法に基づく酸素欠乏症等防止規則における「酸素欠乏」の定義を正確に理解しているかを問うものです。酸素は普段の空気中に約21%含まれていますが、密閉空間や地下ピット、タンク内などでは酸素濃度が低下することがあります。法令上は、空気中の酸素濃度が18%未満である状態を酸素欠乏と定義しており、作業管理や換気、安全確認の基準になる重要な数値です。
不適切です。酸素欠乏症等防止規則でいう酸素欠乏は、空気中の酸素濃度が20%未満になった状態ではありません。通常の大気中の酸素濃度は約21%であり、20%はそれよりやや低いだけなので、法令上の基準としては厳しすぎる数値です。実際の規則では、人体への危険性と作業管理上の基準を踏まえ、18%未満を酸素欠乏と定めています。
適切です。酸素欠乏症等防止規則では、空気中の酸素濃度が18%未満である状態を酸素欠乏と定義しています。したがって、空欄に入る数値は18です。この基準は、酸素が不足した空間での作業における災害防止の基本となる数値であり、酸素濃度の測定、換気の実施、保護具の使用などの判断に直結するため、確実に覚えておく必要があります。
不適切です。16%未満という数値は、酸素がかなり低下した危険な状態をイメージしやすいため迷いやすいですが、法令上の定義としては誤りです。酸素濃度が16%まで下がると、すでに身体への影響が強く現れやすい状態であり、もっと早い段階から危険管理を行う必要があります。そのため、酸欠則では18%未満の時点で酸素欠乏と定義しています。
不適切です。14%未満は、酸素欠乏の定義としては低すぎます。この数値まで酸素濃度が低下していれば、作業者の判断力低下や意識障害など、重大な健康障害の危険が高まります。法令は、そのような深刻な状態になる前に災害を防ぐため、より手前の18%未満を基準にしています。したがって、14という選択肢は定義の数値として誤りです。
不適切です。10%未満は生命維持に極めて危険なレベルであり、酸素欠乏の法的な定義としては著しく低すぎます。酸欠則は、作業者が致命的な状態に至る前に危険を把握し、防止措置を講じるための規則です。そのため、限界的な数値ではなく、18%未満という段階で酸素欠乏と定めています。10%は危険性の説明としては強い数値ですが、正解ではありません。
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